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Z6Ⅱを使い始めて

 前回、Z6Ⅱを購入しましたという記事を書きました。そこから数日経って数回外に持ち出して撮影したので、ちょっと使ってみた感想を備忘録的に残しておこうと思います。

1.グリップは偉大

 まずZfから買い替えて違いを感じるのはグリップ部分。
 Zfはボディデザインがクラシカルなこともあり、目立たない程度にちょこっとグリップがあるだけでした。基本的には現代的なズームレンズ(フロントに重心が偏るようなレンズ)を付けない想定?なのか、指掛もほとんどなく、基本的に両手で持つカメラでしたが、Z6Ⅱはしっかりグリップがあります。それが自分には合っていることが今回よくわかりました。基本的に右手だけで撮影に関する動作は完結します。
 画像の再生ボタンは背面左上にゴミ箱ボタンと並んで配置されていますが、前面右側のFn1に割り当てることが出来るのは嬉しい誤算でした。
 ただ、強いて言うならそのFn1やFn2ボタンはグリップを握っている状態で押すのが撮影状況にもよりますがちょっと遠いなと感じる時があります。
 自分の指が短いだけと言われればそれまでですし、改めてしっかりグリップを握った状態で押してみるとさほど遠く感じないのですが、スナップを撮影したりしている最中に撮った写真を咄嗟に確認しようとした際に遠いと感じることがあります。まぁ、不意にFnボタンを押すことがないと考えればそれはそれでメリットなので、概ね満足です。

2.サイズ感がいい

 Zfと比べてサイズ感が結構小さいです。小じんまりしてます。
 メーカーHPを確認したところ、高さは約3mm、幅に関して言えば約10mm小さいようです。
 そのせいか、APS-Cセンサーのカメラと遜色ないサイズ感だと感じます。
 例えば、以前自分自身が使用していたAPS-CセンサーのカメラでいうとFujifilmのX-T5があります。このカメラと比較するとZ6Ⅱがメーカー公称値で約134×100.5×69.5mmで重量が約705g(バッテリー及びSDカード含む)であるのに対して、X-T5は129.5×91×63.8mmで重量は約557g(バッテリー及びSDカード含む)です。幅や奥行きは数ミリの違いしかありませんが、高さが10mm程度違うことが重量に効いてきてそうです。(センサーが小さいことも要因かと思いますが)
 数字で見ると150g程の重量差がありますが、グリップの持ちやすさやボディ全体の重量バランスの良さにより、T5より軽い!!とは言いませんが、遜色無いくらいでは?と思っています。ただ、センサーサイズとしてZ6Ⅱの方が大きいセンサーを積んでいるというアドバンテージがあります。
 上記ではボディ単体での比較をしましたが、レンズを付けた場合、付けるレンズにもよりますが、重量差は縮まるかもしれません。

3.作例など
 最後に作例というにはお粗末かもしれませんが、少し撮った写真を載せてみます。
 相変わらずクリエイティブピクチャーコントロールは使うのが苦手です。正直フジフィルムのフィルムシミュレーションの方が取っ付きやすいです。
 ただ、一眼時代からあるビビッドやポートレートのようなピクチャーコントロールはD850やD500時代に使っていてある程度慣れているので、これで必要十分だと感じています。

ビビッドで撮影
ビビッドで撮影(入道雲はいつでも見ると撮りたくなります)
モノクロで撮影
モノクロで撮影

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