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2024年は親戚を大切にする年にする!

 Noteに投稿を始めた人間が、今年の抱負はもっとたくさん投稿したいと言うのでは余りにも月並みである。
 ほぼ毎年冬休みは、尼崎のサ高住で一人暮らしをしている、母の様子を見に行く。今年はコロナ禍が終わったので、久しぶりに母の部屋に入った。想像通り、ほこりだらけであった。ほこりのたまったテレビまわり、冷蔵庫と電子レンジ、そして父や叔母の遺影や、孫たちの写真のまわりなどを掃除した。テーブルの上にあった、電気ポットを見ると、いつ入れたのかわからないような水が入ったままで、中には黒カビがついていた。「これ、もう使えないから」と言って、新しいものに取り替えた。古いポットは、施設の事務所に頼んで捨ててもらった。サ高住の職員の方にも、中にカビが生えているという話をした。「使い終わったら、お湯を捨てて、蓋を開けて乾かしておくんだよ」と母に言ったが、きっと来年行ったときにもカビだらけになっているだろうな。
 新年早々、愚痴になってしまった。本題に入りたい。
 今年は、尼崎近郊に住む二人のいとこを訪ねることにした。1月1日の夕方には、母の弟の長男、同じ年の従弟の家を突然訪ねた。叔父二人に電話したけど、電話番号がわからず、住所と昔の記憶を頼りに訪ねたところ、家にいて、喜んで迎えてくれた。叔父叔母の仏壇の前にお土産に持ってきたお菓子を供え、つもる話をしていると、いきなり地震が襲ってきた。
 2日は、大阪府大東市に住む、父の妹の娘を訪ねた。こちらは電話番号がわかっていたので、事前に電話をした。叔母と叔父、そしていとこが眠る墓に連れて行ってもらった。野崎観音からさらに階段を登ったところにある墓地に、その墓はあった。墓参りを済ませ、いとこに駅まで送ってもらう最中に色々と話しをして、尼崎に戻った。
 そう、今年の最大の抱負は、親戚と会うことである。特に叔父たちにである。父の兄弟は昨年までにすべて亡くなっている。母の弟は愛知県豊川に、妹は岡山県倉敷にまだ元気に暮らしている。母が今年92歳になるので、二人とも90歳に届く年である。二人のいとこと話をするうちに、お二人を大切にしなければならない、会いに行きたいと思うようになったのである。
 小さい頃からお世話になったのに、今は年賀状のやりとりだけで、不義理しまくっている。自分もいつどうなるかわからない年齢になったので、早いうちにあっておきたい人たちなのである。
 それが今年の抱負である。

#note書き初め

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