3 カウチサーフィンホスト始めた理由

もう10年以上前になりますがCS(カウチサーフィン)のホストを始めた理由について話したいと思います。

初めは夫が「やってみたい。」と言って居たのですが「無料で知らない人を泊める?」「ドラッグでも置いて行かれたりしたらどないすんのや?」「物を盗まれたらどうすんのや?」等思って答えはシンプルにNOでした。その当時私は某ヨーロッパ系の会社で働いていて毎日外資の仕事の波にのまれるようなハードな毎日を送っていました。その某国とはあまり親しみが無かったのですがたまたま就職できた会社でお給料もとても良かったし福利厚生も当時の外資ではとても良かったのです。ただ、私はその某国のスタッフのはっきり物事を言う、色々と欲深い所がとても苦手で会社では粛々と仕事をして楽しんでいる。という感じでもありませんでした。

色々と考えたりその国の近郊の国の知識が増えると何となく自分が狭い世界で生きているような感じがしたのです。私はアメリカに住んで居た事もあり色々とアメリカ在住時代に経験したりアメリカ人の友人も多く、海外経験豊富のような錯覚になったのですがよく考えるとアメリカ、日本、アジア諸国位しか自分には親しみや知識が無いと思ったのです。夫もアジア某国に留学していたのですがもっと海外の見聞を深めたい、色々な人に会ってみたいと言い出したのです。

丁度夏休みでヨーロッパ旅行を計画していた私たちは試しにポーランドでCSを試してみようと言ってまずはMeetingという形でリクエストを送りました。殆どAcceptを頂きましたがカウチサーフィンへのパッションが凄いAさんという方に1日お世話になる事にしました。Aさんは一生懸命ワルシャワの街を案内してくれて家にも招待してくれて夕食も付き合ってくれました。夜行便で別の国に移動だったので家には宿泊しませんでしたが、本当によくして頂きカウチサーフィンの良さを教えてくれたとても素敵な方です。(その後日本にも来て我が家に泊ってくれたり別の国に行ったら私が紹介したCSの友達の家に泊ってくれたり優等生カウチサーファーです。)

そんな良い経験が出来たので自分たちもまずは東京でホストをしてみよう!となったのです。

長くなりましたが、色々な人に会ってみたい。いろんな国の事を知ってみたい。という理由からです。当時、私も夫も結構お給料の良い会社勤めでしたし日本の物価も高くなかったので人を招き入れておもてなししても特段出費も気にしておりませんでした。今の時代にホストする方は光熱費や食費に消耗品等大変ですよね。アメリカ人は水道代を払う。という観念が無いので水を止める。という習慣は無いし、若いカウチサーファーは人様の家だから。という理由で光熱費を考える。等の配慮がある人が少ないです。光熱費や消耗品費を考えるならカウチサーフィンホストはしない方が良いです。お掃除や洗濯等の労力も考えると、私のような半潔癖症な人はやってもやっても終わらないのでお勧めしません。そしてカウチサーファーは外でサンダルで1日回った足で部屋中普通にぺたぺた歩きますし、シャワーも夜してくれない人が多いです。文化の違いなので仕方ないですね。

と、「うるせぇババアだな。」と思われるようなことばかり呟いておりますが、深く何も考えなかったから始められたのだと思います。

ここで、よくカウチサーフィンに関しての情報で書かれている「人のReferenceを見てよくホストを選ぶように。」等書かれておりますが私個人的にはReferenceは役立たないと思ってます。これに関してはまた追々書く予定です。。。とにかくそんなこんなでカウチサーフィンホストを始めました。