こーも

食い物/酒/歌/アート/経営戦略/組織/マーケティング/価値観/文化/について書きます。

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  • 食文化と価値観

    食にまつわる文化的な営みは、もの凄い年月を掛けて成長してきたものである。 対して、現代社会は目まぐるしいスピードで価値観の変革が起きているが、ひとたび現状を見失うとあらゆる価値観を喪失しかねない。 そこでじっくりと腰を据えて長きに渡り進化し続けた食文化から現代社会の価値観の創造を行い、新たな承認を増やす機会を作ろうと思う。 焦るべからず。 決して遠回しな文章ではなく、食文化のように濃密に物語る価値観のアップデートをしていこうじゃないか。

最近の記事

自己肯定と自己否定

「私は頑張っている、認めて欲しい」「バズりたい、こんなに頑張っているんだから有名になりたい」 「別に俺なんかが頑張らなくても誰かがやってくれる」「私なんかどうせできないから人に任せればいいや」 「自分」とは何か? 俺は自分とは「ありのまま」であることだと思う。 ありのままとは? ポジディブな答えこそが正解なのか? どうせ〜と言う考え方はそもそも自己否定ではなく、自分自身を受容した中で生まれた自分にとって都合の良い形を取ったまでである。 一般的なモチベーションセミナ

    • 寿司は旨い。

      寿司とはよく出来たものである。 江戸時代において腐り易い魚を如何に食べるか、と言った保存食的な位置付けの調理法である。 鯖や小肌などの酢締め、芝海老の朧、現代では江戸前の仕事と言われ、江戸前寿司職人の技術の結晶である。 寿司は当時のファストフードとしての位置付けが発祥である。そのため、江戸時代からその文化を絶やさないために進化したもの、より価値観を持たせたものが江戸前寿司と言えるであろう。 そして現代社会のテクノロジーを駆使した事による鮮度の維持、高度な衛生環境の

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