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エゾモモンガの気配【知床のコムヌプリだよりback no.66】

こんにちは。知床のコムヌプリだよりです。
今回は、エゾモモンガの食痕を見つけた時のお話です。

はじめましての方はぜひこちらをご覧ください。

まとまった雪が降った後、雪の上にトドマツの枝の先が点々と落ちていました。

よく見ると葉の一部が根元から綺麗になくなっています。実はこれはエゾモモンガの食痕(食べかす)です。このモモンガの食痕から分かること。

それは…「ここにモモンガが居た!」ということ。モモンガは樹上で活動する動物で夜行性ということもあり、なかなか姿を見る機会がありません。けれどもこの食痕からモモンガがここにいるんだと分かってしまうのです。

姿が見えなくても、食痕から感じられる気配だけでなんだか嬉しくなってしまう。そんな素敵な出会いでした。


おすすめグッズのご紹介

知床の冬の象徴、オオワシとオジロワシ。
大きな翼を広げて悠々と空を飛ぶ姿を目にすることが多くなってきました。

そんな二羽がモチーフになったはりこのご紹介です。

こちらは、張り子・縁起物を制作されている株式会社一千乃とのコラボレーション商品です。知床の海から山に繋がる豊かな自然の中で野生動物たちがいつまでも暮らしていけますように、という願いを込められて誕生しました。

絵付けのデザインも細部までこだわりぬかれており、二羽の顔周りやくちばしの色はデフォルメされつつもよく特徴が捉えられています。
これからさらに深まる冬。
オジロワシとオオワシのはりこをお手元に置いて、知床の冬を感じてくださいね!


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