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お便り配信はじめます&斜里岳登山【知床のコムヌプリだよりback no.0】

初めまして。知床財団公式ショップ「コムヌプリ」です。
私たち知床財団は世界自然遺産知床をフィールドに、知床の自然を知り、守り、伝え、よりよい形で次世代に引き継ぐための活動をしています。


ショップ名の「コムヌプリ」は「どんぐりがたくさんとれる山」というアイヌ語です。ヒグマをはじめ、多くの野生動物が暮らす知床がいつもまでも「コムヌプリ」であってほしいという願いが込められており、売上は知床の自然保護に利用されています。

(ショップでは私たち知床財団オリジナルのグッズや、地元や知床に所縁のある作家さんの作品など、幅広いグッズを販売しています。グッズで知床を身近に感じたい方、知床の自然保護を応援したい方は是非プロフィールのリンクからショップを覗いてみてください。)

このnoteでは週に一度配信されるコムヌプリのメールマガジンのバックナンバーを掲載していきます。知床の自然や、いきものたちとの出会いをスタッフの目線でみなさんにご紹介します。

さらに、ネットショップコムヌプリで販売しているグッズの紹介や、グッズに込められた想い、お役立ち情報などもお届けできればと思います。
noteを通して知床を少しでも身近に感じていただければ嬉しいです。



2022/09/03 晴天の斜里岳 

8月も終わりに近づき、知床には秋の風が吹いています。
今週は知床半島の基部にある斜里岳に登って来ました。 その日は夏が戻ってきたかのような暑さで、斜里岳の沢の登山道には絶好の日和でした。個性豊かな滝を巡る刺激的な沢登りを終え、「胸突き八丁」と呼ばれる急こう配をなんとか登り切ると、ご褒美のような山頂からの風景が待っていました。
 
オホーツク海に浮かぶような知床連山、その向こうには国後島、さらには野付半島、振り向けは阿寒の山々に摩周湖や屈斜路湖、道東のすべてを視界に入れているような眺めです。

山頂でのんびりと景色を楽しんでいると、ノスリが4羽姿を現してくれました。ノスリのように悠々と飛んで下山したいなぁ、なんて思いながら山頂をあとに。なんとも贅沢な山行となりました。


足元から続く知床連山と水平線には国後島
遠く地平線には阿寒の山々も見えます


今週のオススメグッズ

大人気の「シレトコ野帳」最新作の”横顔”シリーズが販売中です!

みなさんは「野帳」を使ったことはありますか?
野帳は測量野帳のその名前のとおり、測量だったり、フィールドワークといった野外で使用することに特化した手帖です。
表紙が硬いため立ちながら筆記することができて、持ち運びにも便利なサイズです。方眼紙なので、メモ帳やスケッチブックなど様々な用途で使用できます。

私は野外で見た生き物をスケッチしたり、押し花を作ったり、ショップカードをコレクションしたり…様々な用途で使ってます!

押し花を作ったり
スケッチもできます

みなさんもこの機会に「野帳デビュー」してみませんか?


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