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太陽に起こされた朝【知床のコムヌプリだよりback no.83】

こんにちは。知床のコムヌプリだよりです。
今回は、春を感じるある一日のお話です。

はじめましての方はぜひこちらをご覧ください。


雨続きだった知床。

ある休みの日、部屋に差し込む朝日が今日は天気良いよ~と知らせてくれました。
「こんな日は森へ行かなくては」と家の外へ出ると、ウトロの街に桜が咲き始めていました。
本州からはだいぶ遅れて、知床の街も少しずつピンクに...

途中、足元に目をやると、ネコノメソウが地面に咲いていました。
花色が葉っぱと同じ緑色のため、なかなか目立たない存在ですが、湿気のある場所にしか自生しない植物のため、森で出会うと嬉しくなります。


森の中では2匹のエゾシカが木陰で休憩中。

おそらく小さい方はまだ子供。お母さんにべったりと寄り添い、甘えモード。
動物の世界も人間の世界と同じなんだなあとほっこりしました。
少し外へ出るだけで沢山の出会いをくれる知床の素晴らしさを実感した一日でした。




おすすめグッズのご紹介


測量野帳に動物画家・田中豊美氏のイラストを箔押しした、知床オリジナルデザインの野帳。
田中豊美氏の細かな線画を箔押しで再現しました。
表紙が硬いため立ちながら筆記することができ、持ち運びにも便利なサイズです。
中は方眼紙になっており、メモ帳やスケッチブックなど様々な用途で使用できます。

私が森で出会ったエゾシカ柄はオスジカのたくましく立派な角が細部まで再現されており、とてもおすすめ!
ぜひお手にとってみてくださいね!


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