とある建築勢の仮想配信者観察1

これはしょーもない話なので、この話はTwitterでは載せない。何回かに渡って、マイクラ建築を第1の趣味とする一般人としてVTuberのマイクラ配信を見たとき、どうなったかって話をただ散文的に記録したものである。たぶんそのうちどこかのVTuberの目に止まればいいな、って感じで記録しているのが目的だ。

マイクラと配信は本質的に相性が悪いよね

マイクラを題材とする動画投稿者や配信者は昔から多い。子供から大人まで人気があり、操作も簡単、とてつもなく自由度が高く、手っ取り早く着手できる。人が集まれば交流も期待できる。

主流は今も昔も動画である。編集されているので見ていてテンポが良い。人気のあるチャンネルでは配布マップやミニゲームでリアクションを取り、マイクラ建築を主題とする動画投稿者も、例えばハヤシさんのように多くの建築を手掛け、人気のある方もいる。

一方で、配信の場合はちょっと大変である。確かに、近年出てきたVTuberのように、内部での交流(俗に言う「てぇてぇ」)があるためちょっと面白くなったりもしてついつい見てしまう。しかし、動画ではカットできた単調作業が配信では多くなり、飽きる。よって普通のゲーム配信より周到な準備が求められる。人を集めようと思えば少なくとも以下が必要となる。
・雑談デッキの用意(別に天気デッキのことではない)
・題材の事前準備
・または、リスナーを参加させる仕組みなど

無計画に配信をした場合、既存のリスナーは来るかもしれないが少なくとも新規に人が集まることは期待できない。ニコ生の時代は一部の積極的な配信者は上記の工夫し、そうでない人は無収益だからとその状況を許容するなりしてきた。

しかし、VTuberのような商業配信者は後者の手はあまり使えない(そして案の定、無計画な配信はだいたい同接数も少ないことがわかっている)。とはいえ、上記の経緯からマイクラで建築をするような配信は負荷が高く、よりリスナーを集める人気ゲームの発表や大会等があると、結果ブームが去りやすい。ただしマイクラ自体のアプデがあるとなぜか復活するなんとも不思議なコンテンツである。

この傾向が特に顕著なのはご存知の通りにじさんじである。この記事を書いてる時点ではマイクラは1.17が来たので、ちょっとまた盛り上がってる。具体的な話はまた後日。

VTuberを探す旅

筆者は今現在配信者ではない。マイクラ建築を第1の趣味とするただの一般人である。若いときはニコ生の配信でいろいろちょっかいを出していたものの、流石に年である。私も周りも次第に保守的になってしまうか、離れてしまうという問題が次第に出つつある。

一方で、元ニコ生リスナーだった性というべきか、筆者はVTuberに興味を持ってしまった。結果、輝夜月→電脳少女シロ→アイドル部→にじさんじ、ホロライブとたどって、だいたいどのようなものかはちょいちょい様子を観察してきたようである。最近は774.incあたりもちょいちょい見てはいる。

そうするとょっとした願いが出た。「この界隈から建築の世界に入ってくる人気配信者、出てこないかなぁ」と。新しいアイデアは大概私にもいい影響をもたらすものである。若い方々の建築アイデアもどんどんパク・・・参考にしたい欲があった。また、こちらからガツガツ行くことはないけどいつか交流できたらなぁという考えもちょっとある。欲ばっかり。

2019年前半くらいまでは探しても誰もティンとくる人がいなかった。やっぱそうだよね・・・。と。正確には実は既に建築メインの人はいたことはいたが、だいたいその配信「ばかり」やって伸びない人がメインだった。

状況が変わり始めたのは2019年後半くらいから。このころ、建築王という大会が開かれる。リスナー込みでの参加とはいえ、とくにハニーストラップの建築のレベルは私から見ても「もう十分建築勢」といってもいいレベルでビックリした。ひょっとしたらどこかで建築勢との交流があったのかもしれないが、少なくとも私の見える範囲では観測できなかった。ちなみに、他のチームもなかなかのレベルである(ただ、1日目の例の件はちょっとお察し・・・だが)。

2020年入ると、目に見えるレベルで建築レベルが上がってきてるな~って様子が各所で見受けられた。

というところで第2回に続く。

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