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【HHKB】その10 黄金配置

(その9からの続き)

さて,私が発見したFnキーの設定場所は一体どこなのか?



答えは、ホームポジションの右手小指に位置する『Lキーの右隣り』である!!!
つまり『:キー』(日本語配列では『+キー』)の場所である。

これならばホームポジションを崩さずにカーソルキーを押せるのだ!
これは画期的なアイディアの予感がした。

プログラマーでもエンジニアでもブロガーでもゲーマーでもない一般ピープルの私は,:や+を使う回数はそれほど多くない。

HHKBであればどう考えてもFnキーの使用頻度の方に軍配が上がるだろう。
それに:や+は,それこそキーマップ変更ツールで他の場所に逃がしてやればよい。

さっそく私は,変更を実行してみた。
変更は以下の様である。

通常レイヤー。ホームポジションの右手小指にFnキーを配置。
Fnレイヤー。ついでにスペースバーにEnterを割り当ててみた。


まず左方向を試す。
右人差し指でJキー+右小指で:キー(+キー)を押す。

おおーっ,無理なく押すことができる。

続けて,下,右,上を試す。
良き!

右や上もかなり押しやすい。

これだったら,カーソル移動のときなどは,右小指を押しっぱにすればよい。いちいち頭で考えなくてよい。もちろん多少の慣れは必要だろうが…これまでに比べると圧倒的に楽である。

この場所にFnキーを配置したという記事や動画にはまだ出会っていない。
:や+を多用する人にとっては異なると思うが,そうでない一般の方にとっては,この場所はFnキーのゴールデンポジション(黄金配置)に成り得るのではないだろうか?

あれだけ悩んで途方に暮れていた私の心は,晴れやかに澄み渡っていた。

間違いない,これはいける!これだったら仕事にも支障をきたさずに,HHKBに慣れることができるはずだ。

しばらくこのキーマップでやってみよう。
私は,晴れ晴れとした気持ちになった。

一度は諦めかけたが、投げ出さずによかった!

そして、その日の夜。
私は、久しぶりに心地よい睡眠をとることができたのである。

(続く)

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