「推しと短歌」感想と短歌の変遷
いま、わたしはゆにここカルチャースクール主催「推しと短歌」を受講しています。
昨日(2024年1月19日)の第二回が推敲のお話でとっても面白かった!
短歌を作るときの考えの変遷が、自分とは違う頭の中を覗いているみたいでした。
受講後、講師の榊原紘さんに自作の短歌を添削していただいたのがとっても贅沢な体験だったので、備忘録として残しておきます!
(許可頂いています)
お題は返歌
大好きな岡本真帆さんの短歌を選びました。
平日の明るいうちからビール飲む ごらんよビールこれが夏だよ
① 晴天はひとしく人の上にある 見てるよ夏は君のものだよ
→上の句が俯瞰した視点で、下の句が君への親密がある視点で上の句・下の句の視点がちょっとブレてるかも。君に対して焦点を当てるのも良いかも!
② ご機嫌に空へ乾杯ひるさがり みてるよ夏は君のものだよ
→もとの短歌に寄せすぎちゃうと独立した短歌として読まれないので、返歌としてのイメージは下の句のみでも大丈夫
※ご指摘・アドバイスのニュアンス違いはご容赦ください
ーーー添削ここまでーーー
完成系
青空にソフトクリーム食べさせた みてるよ夏は君のものだよ
最初に考えた短歌と変わって楽しい〜!
自分だけで考えるときは、視点のブレとか意識していなかったし、短歌が表現だけでなくコミュニケーションであるという原初の体験ができたような気がします!
次の講座も楽しみです。
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