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沖縄県の採用力

昨日は沖縄県全体の採用力の課題を書いてみました。
今日はそのまま「沖縄県」の採用力について指摘してみます。

つまりあれです。県職員が100人退職~!とか言われてますし、
私自身が関わる公的機関でも、近年なかなか職員さんが集まらない。とお困りの声が寄せされています。

これはズバリ、自社サイトで条件しか書いてない求人しか出せないことが問題です。
求人広告もリクルートサイトの制作もできないんですもん。
そりゃ、苦戦します。

逆に今まで、なんで”それだけ”で人が採用できていたかというと、向こうからわざわざ探して、見つけて、応募してくれたからです。

つまり、今でも応募してくれる人は
向こうからわざわざ探して、見つけて、応募してしてくれている人しかいない。

求職はしているが、まさか県職員で。まさか公的機関で。私なんかが働ける。なーんて思ってもいない人には情報が届いていないわけです。
求人情報が届いていないから、そりゃ応募がくるはずはありません。

また公的機関で働いたことがない人は
「めっちゃ厳しいんでしょ。」
「すっごいお堅いんでしょ。」
と、思い込んでいるから、ハロワークでちらっと見かけても応募してこないわけですから、

「え?こんなに休めるの?」
「あ、若い人もこんなにいるんだ」
とか、そういう誤解を解く情報は、詳細なことが載っているものを作らないと伝わりません。

まぁ、あれです。
県庁や市役所、公的機関で働いたことがある「経験者」にしか伝わっていないので、母数が増えていきません。
このままでは年々、採用は厳しくなるでしょうね。

九州、四国、中国地方にあるような
「こんなところで誰が働くねん。」という切羽詰まった自治体の採用サイトとか見てみるといいんじゃないかと思われます。
「ここまでやらないといけないんだ…」
と、学ばせてくれるところがあるんじゃないかな。

沖縄の公務員は人気職だから、
採用に困ることはない。という認識を持ったままでは、なかなか変わらないでしょうけど。

まぁ、意識は自分で変えてほしいので
僕は、困っている民間事業者の方を先に助けておきますw

というわけで、「沖縄県」の採用力診断は
自社サイトに条件を載せているだけ…ですから
100点満点中10点です。
毎日のようにプレスリリース出して、毎日のように新聞に掲載されているのは、ジャングリアさんの中にそういう担当チームがあるからで、困った困ったと内部で嘆いているだけではなくて、動いて人がいるんですわよ。見習いましょ。一企業に負けないで。

がんばってね。

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