見出し画像

僕のアドバイスはいつも地味なので、カリスマYouTuberに向いてない


そろそろ事業も10年目だし、なにせ職について仕事しているので、ちょいちょいアドバイスを求められることがありますが、
僕のアドバイスはたいてい地味なので
ご本人は「ぐぬぬ…」となって、あんまり為になっているかどうかわかりません。

まあ、僕はビジネスを教える。なんてことを仕事にしてないし、しようとも思ってないので気にしませんが。
ただ求められたら、僕はこうした。という開示はしようと思ってます。
#好きな人にだけに

先日も、そろそろ歳も歳だから副業でもしようかな。と思って。
と、40代女性に相談されました。
彼女のこれまでのキャリアを知っているし
今の職場はどうやら安定もして、そろそろ代替わりもするが
2代目はなかなかの好人物とのこと。

「だったら、副業なんてしないで、この10年間、会社への貢献に全振りしてみたら?けっこういい出世をして、そこそこの待遇になるかもよ。」
とアドバイスしました。なんせ彼女は今、人事・総務のパートさんなので。50代で役員になっている女性ちょいちょい見るし。
やったこともない副業とWワークにチャレンジするより、頑張った分のコスパいいかと思います。

別の日に
「小宮さんみたいに、どうやったら行政や企業の中に入り込めるんですか?」
という質問もされました。

これね、きらめくノウハウや秘密のメソッドがあるわけじゃなくて、
「そこそこ市場があること」「みんなが困っていること」
に対して、
「自分が飽きずに継続して続けていくこと」
だと思っています。

先日も県の事業に申し込みされた事業者さんは
5.6年前に一度僕のセミナーを聴いたという方でしたし
先週も「小宮さんの名刺をeightに登録しようとしたらすでに登録してました。きっと以前もセミナー受けたことがあったようです…」という社長さんがいらっしゃいました。

これね、僕のセミナーの質が上がった。というより
先方たちの事情が変わったんだと思っています。
つまりセミナーを聴いて、すぐ問い合わせをする人も入れば5年後に申し込む人もいる。

ただこの5年間の間に僕が
「やっぱり、採用はダメだ。AI恋愛術師になろう!」
とか言ってたら、このような出会いはなかったでしょうね。

ビジネスには波があるし
創業期から絶好調!なんてこともあんまりない。
一番いいメソッドは
「頑張って続けること」
なんですね。

でも、自分が信じられずフラフラ、他人に相談したり
自分自身が始めたことに飽きたりして
結果が出る前に辞めちゃうわけです。

世の中、最速・最短で成功うぇい!
みたいな情報が溢れております。

去年始めた派手な居酒屋オーナーが教える「ショート動画集客術!」と
10年つぶれない居酒屋店主が当たり前にやっている、お客さんが帰る前の優しい一言。

どっちを参考にするかが、すでにビジネスセンスだったりしませんかね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?