見出し画像

【離乳食のおさじ:丸のみ防止法】


離乳期に口の機能を育てるための注意点、
「丸食べみ防止」の食事介助方法についてお話しします。

離乳期のお子さんのお口は小さいので、おさじの入れ方によって「丸呑みを誘発」してしまうことがあります。

基本

舌の真ん中より手前までおさじを入れたら、上唇が降りてくるタイミングに合わせ、まっすぐ引き抜きましょう。
舌の真ん中までおさじを入れると、「入れすぎ」です。

離乳期全般を通して、この動きは変わりません。
変化するのはおさじのボールの深さだけです。

口先から食べ物を挟みとって、
舌や、頬や、口周りの筋肉を使って食べ物を押しつぶし、
一つの塊にしてようやく飲み込む作業に入ります。
これを嚥下作業と言います。

嚥下作業が大人のようにスムーズに行われるには
食べ物の量の調節や、
複雑な口の動きを何度も経験して
飲み込むため、
練習時間はかかります。

おさじの位置を変えるだけで
よく噛む習慣の練習ができるのです。


本当の幸せの連鎖が、ここから起こりますように💖