フォローしませんか?
シェア
スポーツなどでよく使われる守破離(しゅはり) 師弟関係を示した言葉で、「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」千利休の言葉です。 修行に際してまずは師匠から教わった型を守ることから初め、身についたならば自分にあったより良いものを模索し破っていく、そして既存の型に捉われることなく離れて自在となることができ新しい型や流派が生まれる。最後の本を忘るるなとは、教えを破り離れたとしても根源の精神を見失ってはならないということが重要であり、基本の型を会得しないままにいき
織田信長や豊臣秀吉に仕えていた千利休は当時は時代の最先端をいっていた。 新しいものが好きだった織田信長は千利休を特に気に入っていたようで、武士達に茶道を教え教養をつけさせていたという。 千利休自身も新しいものを発明し、茶道文化を大いに発展させてそれまでの煌びやかで高価な道具を用いる茶道ではなく、質素な侘び茶の世界観を完成させ、草案の小さな茶室に似合う素朴で手捻りでつくる楽茶碗を考えお茶そのものを楽しもうとした。 茶菓子においては小麦粉を水で溶いてケシの実などを混ぜ、丸く薄