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茶の湯とは…

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茶室を造らせて頂き日本の伝統文化の素晴らしさを再認識。茶室がもっと沢山造られる住文化を取り戻したい…数寄屋、茶室のことを設計(施工者)視点で発信していきます。
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2023年12月の記事一覧

茶の湯住宅正会員公開

茶の湯住宅推進機構では茶の湯住宅推進のための人材育成をしています。茶の湯住宅プロデューサー資格です。資格者の方から当機構の理念に共感し積極的に活動いただける方を正会員として認定させていただいています。正会員の方はお客様のご要望に対応できる実力をお持ちの方々ですし、当機構にて設計や材料、施工についてのサポートもおこないます。各地域の正会員の一覧表を公開しました。会社名をクリックするとそれぞれの会社のウェブサイトが確認できます。またメールのマークをクリックすると直接問い合わせが可

茶の湯住宅推進機構…設立

お客様のところに伺った際にお茶を出して頂き、作法も何も知らなかったので知りたいと思い習い始めた茶道。表千家も裏千家さんも何も知らずに飛び込んだ先が今の表千家の先生のところ。凄く敷居が高いイメージがいい意味で裏切られ、美味しいお茶とお菓子をいただく癒しのひとときでした。 初めのうちは仕事も出張も多く中々行けない時もありましたが、お茶を習い始めたと周りに話してたら茶室のお仕事が飛び込んできて、先生の茶室も手掛けさせていただきました。茶室の仕事をさせて頂き日本文化、職人育成の視点

熊倉功夫先生による利休の茶講演会

今日は生活文化センターにて「茶の湯文化にふれる市民講座」でした。 講師は国立民族学博物館 名誉教授で、MIHO MUSEUM 館長の熊倉功夫(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/熊倉功夫) 先生。 利休の茶という内容でお話し頂きました。千利休はアバンギャルドなお茶人であり、豊臣秀吉に切腹させられた理由についての考察や、千利休が古い固定概念を壊して新しい茶の湯文化を生み出したお話しや、以前皇居に行かれた際には煎茶と紅茶しか出ずに抹茶が無かったなどユ