五月人形くん、また来年遊ぼう！

先日、端午の節句から2ヶ月近くたって、やっと五月人形を片付けた。なんでそんなに遅くなったかというと、私のぐうたらのせいだけど、言い訳すると、子供達がこの人形とよく遊んでいたから。

8年前、うちの父母と、ベビーカーに乗せた長男と、お店に人形を選びに行き、ゆーちゃん(長男)に顔がそっくりだからと、すぐにこれに決まって買ってもらった。

子供達はこの人形が大好き。男の子はやっぱり鎧兜に惹かれるのか。

最初は、
「刀で遊んだら、いけないよ」
と言われて我慢してたけど、
酔っ払ったパパが、
「ほら！　すごいやろ！」
と刀のさやを抜いて遊んだりして、
最近は、平気で、
この刀や、弓矢で戦いごっこをしている。
頭の飾りの角や、龍も、いつの間にかとりはずして、どっかに持って行っている。
人形が手に持っている、軍配は、振り回したのか、折れてしまった。
「もおーーっ」
とパパが怒りながら、セロハンテープでくっつけた。

数日前、気がついたら、人形の腕に、お買い物バッグが掛けられていた。3歳娘のしわざにちがいない。

別の日には、人形の頭や、肩に、(ばいきんまんロボットの)だだんだんのぬいぐるみが乗せられていた。合体して、パワーアップさせたつもりか。

大事にしないといけない人形なのに、くちゃくちゃだ。
「この子達は、この人形を友達だと思ってるよね」
「いいよ。その方が人形も喜んでるよ。
　(これを買った)じいじも、喜んでるよ。」
と母が言う。
トイストーリーのおもちゃみたい。
「見向きもされないよりかは、
　こうやって、遊んでもらった方が
　いいのかもね」

ほこりを拭いて、箱にしまう。

また、来年、一緒に遊ぼうね！
五月人形くん！