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アタック25の筆記試験を通過した話。

クイズ番組アタック25が終わるらしい。
15年位前に出来心でネットエントリーしたら筆記試験のお知らせ葉書が来た。
記念に当時のABC社屋(古い)へ行き何か狭い部屋で受験。
受験者の中には、アメリカ横断ウルトラクイズなとで見かけたことのある有名なクイズ王もいた。
数人に話しかけられていて、やっぱりこの世界ではスターなんやなと眺める。

無駄な知識だけは豊富と言われる私。
筆記試験を最下位で通過。
最下位とかギリギリで通過って私の人生あるあるなので、名前を最後に呼ばれた瞬間密かに苦笑い。
「やるやん」
隣の席にいた派手な細身の中年女性に褒められる。

その後、別の部屋で通過者とスタッフとで談笑。
スタッフが通過者それぞれに番組への想いを訊く。
「1度出場した時、母が応援に来てくれたんですけど、司会の児玉清さんのことをカッコイイ!カッコイイ!と。今でも言うんで、また会わせてあげたい」
と熱弁するやや豊満な中年女性がいた。
自分が何を話したかは覚えていないが、このことは印象に残っている。
最後にスタッフから、スタジオへ呼ばれるのは成績順なので上位ではない人はなかなか出番がないと伝えられた。
私の出番はなかったが、あの母親想いの中年女性は呼ばれただろうか。

あの後、児玉清さんは亡くなり、司会はABCアナウンサーの浦川さんが務め、今は谷原章介さんになった。

今時、豪華な賞品付きの素人参加番組なんて、アタック25くらいではないだろうか。

視聴者のテレビ離れが話題だが、テレビが視聴者から離れていっているのが一因ではないかとこの度のニュースを知って思うのだった。

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