乳がんステージ4からの改善の軌跡【4】

食事改善したことによる変化

骨づくりに必要なこと

まず、私が行ったことは、骨を意識的に造ることでした。
骨に必要な栄養素は一般的には、カルシウム、ビタミンK、ビタミンD、タンパク質、ビタミンBと言われています。
ここで、カルシウムというと、多くの方が乳製品などに目が向かいがちですが、乳がんの場合は乳製品はNGとされています。
なぜなら、乳がんは女性ホルモンを餌に生きているのに、乳製品のもととなる牛にホルモン剤が投与されているケースがあり、乳製品にはホルモン剤が入っている可能性が高いからです。
また、乳製品の取りすぎにより、脇のリンパを詰まらせるとも言われています。
ですから、カルシウムは乳製品から取らず、小魚、小エビ、海藻など海のものから、または、小松菜などの葉物野菜、大豆製品、ゴマなどから取るといいでしょう。

私は、毎朝お味噌汁にオキアミとゴマを入れて飲んでいます。
また、小魚とナッツのミックスしたおやつが大好きなので、隙間時間の口寂しいときは「小魚っつ」と食べています。
さらに、私は意識して摂っているものがあります。

ケイ素

ケイ素は骨を形成するのに必要な栄養素なのにも関わらず情報としてあまり耳に入ってきません。
とても、骨には重要な役割があります。
骨は20~30歳代でもっとも丈夫(最大骨量)になりますが、その後、年齢とともに骨密度が減り弱くなっていきます。加齢とともに、骨をつくる細胞の働きが弱まったり、骨に刺激を与える運動の量が減ったりすることが、骨が減ってしまう主な理由ですが食事量の減少や消化吸収能力の衰えにより、腸から吸収されるカルシウム量が減ることも要因の一つです。特に女性の場合、女性ホルモンであるエストロゲンが骨の新陳代謝に大きくかかわっているため、閉経を迎え、エストロゲンの分泌が衰えると、骨密度も減少してしまいます。その為、ケイ素を食べ物や飲み物として日々の生活の中で補う必要がでてくるのです。
骨の形成には欠かせないカルシウムですが、カルシウムだけでは骨にはならず、ケイ素とともに働くことによりコラーゲンを含んだ質の高い骨をつくり出すといわれています。
1 日に10~20mg のケイ素を補う必要があるとされています。

私は無味無臭のケイ素の液体を水分を取るときに、10滴から30敵いれて飲むようにしています。
ケイ素は、簡単にネットで買うことができますので、ご自身のお気に入りを
見つけてみてはいかがでしょうか?


マグネシウム

体内に存在するマグネシウムの約半分は骨に含まれています。血液中に含まれる量は微量です。マグネシウムは骨や歯の形成および、神経や筋肉の正常な機能に欠かせません。体内の様々な酵素も、マグネシウムがないと正常に機能しません。
マグネシウムは骨を作る骨芽細胞に働きかけ、骨の中に入るカルシウム量を調節するため不足するとせっかくとったカルシウムが骨形成に役立ちません。マグネシウムを多く含む食品としては、
ひじき、ほうれん草、玄米ごはん、小麦胚芽、アーモンドなどがあげられます。
私は、マグネシウムのサプリを毎日取り入れています。

ビタミンD

ビタミンDは、腸管からのカルシウムの吸収を促進し、血液に入ったカルシウムを骨まで運ぶ働きがあります。カルシウムは吸収されにくい栄養素なので、ビタミンDとあわせて摂取することが大事です。また、骨を作る骨芽細胞の働きを促進して骨の形成を助けたり、転倒を抑制する作用があるという報告もされています。ビタミンDは海の魚やキノコ類に多く含まれています。
太陽光の下でのお散歩もおすすめです。
お天気の悪い日もあるので、私はビタミンDのサプリを加減しながら摂取しています。

食事改善に取り組んでから約半年

シリーズの序章にもお話したとおり、現在はジョギングするまで回復し、
CT画像検査(2021年12月)では、骨が着実に形成され、空洞が小さくなっています。現在は腰の痛みはほとんどありません。
家庭菜園をするのにクワをもって耕すこともできます。
(長時間は無理ですが)
毎朝、リトマス試験紙で尿チェックをしていますが、
最初のころは強い酸性を示していました。
現在は朝一番の尿でもアルカリ性になることも多々あります。
しかし、食べ過ぎると、いくらアルカリ性食品を意識していも
酸性になることが多いと最近気づきました。

私の血液検査結果の抜粋

<がんの腫瘍マーカー(CA15-3))の変化>※下限0~上限31.3が標準2021年7月…114.4
2021年8月…83.0
2021年9月…60.6
2021年10月…46.1
2021年11月…29.2

さて、次回は、さらに、意識して取り組んだ食事や生活リズムについて
お話していきます。
お楽しみに!






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