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Mac OSでScalaを学んだ話

ドットインストール体験記で書いた通り、Mac OS上でScalaを実行する環境を作って、Scala入門のコースを一通り試した。その時のメモ。

インストールするもの

homebrewを使ってインストールする場合もあるが、下記をインストールした。
* SDKMAN!
* sbt
* scala

準備 - sbtのインストール

sbtを使うとscalaの環境が簡単に構築できる、ということで、sbtのインストールから開始。scalaはpythonみたいにMac OSに最初から入っているとか、juliaみたいに言語だけインストールして終わり、という単純なものではない。いまいちsbtの役割が正確に理解できてはいないが、ScalaやJavaのプロジェクトに使われるツールで、buildをしてくれる。

sbtをインストールするには、HomebrewかSDKMAN!を使ってインストールしましょう。と公式ドキュメントに書いてあります。SDKMAN!は初めて知ったのですが、こちらからダウンロードできます。

SDKMAN!インストール後、コマンドラインで

sdk install sbt

とすると、sbtコマンドが使えるようになる。

Scalaのインストール

次はScala。公式ホームページからinstallを読むと、ちょうどScala3.1が発表されたようだ。Scala 3.1のインストールドキュメントに行くと、Courierかsbtどちらかを使ってインストールできるとある。sbtを使ってインストール、と進むと、Javaがインストールされているかの確認と、sbtを使ったインストールのコマンドが記載されている。

java -version
sbt new scala/scala3.g8

プロジェクト名をつけてくれ、というメッセージが出るので、dotinstall_lessonsなどとつけて完了。ターミナル上でフォルダを移動して、sbtコマンドを打つと、sbt:dotinstall_lessonsなどと表示される。ここでさらにconsoleと入力すると、scalaのプロンプトが始まる。

Welcome to Scala 3.1.0

などと表示されればOK。

Scalaのテスト

プロンプトが開始されるので、

1+1

など計算式を入れて、結果が返ってこればOK。Scalaを終えるには

:quit

で、さらに

exit

とするとsbtを終了できる。

(オプション)総合開発環境(IDE)のインストール

ドットインストールの講義など、ローカルで簡単なコードを試すぐらいだったらこのままでも良いのだが、本格的にコードを書くならIDEを入れた方が楽ちん。Scala用で有名なのがIntelliJ

以前CourseraでScalaのコースを受けた時はsbt, IntelliJをとにかく入れろと最初の講義で出てきて、Scalaを試したいだけなのになんでこんなに関係ないものをインストールしなければならないのか、各ツールの役割も関係性もよく理解できていなかった。あれから数年経ちましたが、ようやく理解できました。

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