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美味しいインド生活(1)なぜインドへ?

はじめに
何故にインドへ行ったのか尋ねられても、自分でも理由がよく分からないのです。なぜか急にインドに行きたくなったのは、当時のプロジェクトメンバーからもらった小さなガーネーシャが「インドにおいで」と導いたからとしか言いようがありません。他人にはそう話しています。しかし、今振り返ると、IT企業の中では既に限界を感じていたし、インドのプロジェクトメンバーに結婚式に招待されたこともありました。また、ちょうどインド人の友人が帰国する際に自宅に招かれたこともありました。そして、早期退職プログラムのオファーがあったタイミングが、やはり一番のきっかけだったのかもしれません。現実逃避とも言えますが、日常生活からカタストロフィックにインドに行くには、全ての物を捨てる勇気、あるいは小池龍之介流の「何も考えない力」が必要だったことは確かです。

プネ市は、商都ムンバイからインド内陸部に140㎞入った標高600mのデカン高原の入り口に位置する人口300万人の全国5番目の都市です。初訪問した12月は冬の乾季で、25℃前後という温暖な気候で、まるで桃源郷のような錯覚に襲われました。

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「美味しいインド生活」では、「マサラ・チャイ」等インド人直伝のレシピも紹介しています。インド旅行記としても、どうぞお楽しみください。

『美味しいインド生活:マガジン記事38本』早期定年退職でインドに転職。インドの風景、料理、文化に魅了される日々。私の「美味しいインド生活」…

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