中古着物からのリメイクにこだわる理由
オークションで落札した振袖が到着しました。
ほんの少し色褪せがあるけれど、とても綺麗な状態。思わずヨダレが出そうです🤤
これを送料よりも安く落札してしまった…。
こんなに綺麗なのに?数百円で取引されているの?(数百円で入手したのはたまたまで、最近は2000円越えが普通です。)
これが着物の古着事情とも言うのでしょうか。着物買取業者などで引き取ってもらう場合、本当に二束三文の様です。
でもすごく綺麗な生地で、職人さんが織って絵付けして、お針子さんが仕立てて、どこかのお嬢さんが成人式に着たのかなぁ〜なんてこの着物が歩んできた道を想像してしまう。
でもこれを今後誰か着られますか?と考えるとこのままではちょっと難しいんですよね…
なので、ドールサイズに仕立て直し、販売して誰かの手に渡り、そのドールオーナーさんが愛でたり、写真撮って披露したり、ドールイベントに連れて行って多くの人の目に留まる。
最近は海外からの購入も多いので、どこかの国でこの着物がもう一度脚光を浴びる事ができたら、着物としての最期としては最高かなと思うんですよね。
なので私は新品の生地ではなく、中古の着物にこだわって、リメイクして作品を作っているわけです。
このnoteではいずれ人形用の型紙や作り方なども投稿していきたいと思っています。
それは私1人がいくら頑張って作っても、こうやって安く売られる着物の量には到底追いつかないので、着物リメイク人口を増やして、もっともっと日本の着物の美しさが広まって欲しいなぁと思うからです。
少しでも興味がある方はぜひフォローして読んでみてくださいね。
それではまた〜👋
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