見出し画像

【精米したてが1番美味しい】店頭精米しているからこそ言えること

こんにちは、
米屋のお嫁ちゃんです。
前回書いた記事が3,000ビューを超えまして、皆様ありがとうございます!
嬉しすぎます!

愛知県岡崎市で米屋を営む当店では、【店頭精米】を1番の売りにしています。
スーパーのお米を食べていた私が一番実感したのがのは、【精米したてが1番美味しい】ということ。

●当店の販売方法

店頭には玄米を並べ、好きなだけ計って精米機で白米から分搗き、無洗米加工を行っています。
精米したてのお米、触ったことありますか?
めっちゃ温かいんです🥹✨
お米が温かいとか冷たいとか考えたこともなかったので、初めて触った時びっくりしました👀
冷静に考えれば、機械で削っているから摩擦とかで暖かくなるのかな?って分かるのですが、意外と知らない人も多くて、感動してる人を見るとなんだか嬉しい気持ちになります😊

店頭精米で出来るのは白米だけではなく、『分搗き』もできます!
玄米食って健康的と聞きますが、正直私は苦手で…
でも白米だとつい食べすぎちゃう!って方とか、健康志向の方には7分搗きや5分搗きをおすすめしています。
好きな加減で精米できるのも店頭精米の当店ならではのサービスです😘

精米加減で分かる色の違い

●精米から時間が経つとどうなる?

白米に精米して例えば3~6ヶ月経つとお米が乾燥してそのお米本来の粘りや甘みが薄れていきます。
また、1年経ったりすると虫が湧くこともあります。

そのため当店では、冬で2~3週間、夏で1~2週間で食べ切れる量を買っていただくようお願いしています。お米を美味しく食べる秘訣のひとつかなと思っています🫣

最近お客様でよく見かけるのは、『精米機買いました』って方。玄米で買って、食べる前におうちで精米するんだそうで、お恥ずかしい話ですが、そんな家庭用の精米機があるなんてお嫁ちゃんの私は知らなかったです。(お義母さんたちは知ってた)

それめっちゃいいじゃん!って思いました。
もっとみんな普及すればいいのになぁって。

精米したてで、温かいうちに洗米、炊飯できると美味しいお米がより美味しくなるんですよね〜

収穫前のお米

●実家の洗米方法間違っていた!


子どもの頃から親の手伝いでお米を洗って、炊飯ボタンを押すまでやったことあるのですが、実家と祖母の家でやり方が違いました。

◎実家は、水切りのついたボウルにお米を入れて水を流しっぱなしで透明になるまで放置。

◎祖母の家は、ハンバーグ作る時のようにお米をギュッギュッと研いで洗い、2~3回繰り返して炊飯。

どちらも当たり前のように、家庭によって違うんだな〜くらいの気持ちでやっていました。

米屋に嫁いでお義母さんから教えてもらって、
これまたビックリ。全然違うじゃん!って。
実家も祖母の家も間違っていたというと失礼ですが、損をしていました!!

まず実家は、『水流しっぱなし』が勿体なかったのと、『綺麗になるまで放置』は長いことお米を水にさらすことで栄養まで流れ出てしまい本来の栄養や甘みを失っていました。

次に祖母の家、『ギュッギュッ』と洗うのがNG。力をいれることでお米が割れてしまいます。
昔の精米機は糠切れが良くなかったり、精米が甘かったりで『しっかり洗う』方も多かったと思いますが、今の精米技術ってすごい良くて、めちゃめちゃ綺麗なんです。だからそんなに強く洗わなくて大丈夫!

手で優しくグルグル洗って、水入れて流すのを2~3回繰り返し、多少濁るくらいがいいんです!

6台並ぶ炊飯器は圧巻

少し長くなってきたので、さらに詳しい洗米方法はまた次の記事にでもしたいと思います。
米屋の炊飯はもっと繊細で、奥深いんです。

スキ、フォロー励みになります!
ぜひよろしくお願いします😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?