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【ご報告】セカダイに入りました。

2023年、自分には目標にしていることがある。

それは「たくさんの人と繋がりを持つこと」

大学生になってから見る世界がグッと広がった。初めて海外に行き、初めて自然とふれあい、初めて「人と出逢う楽しさ」を覚えた。

「もっと沢山の"ハジメテ"に出会いたい」「もっと自分の見てきた世界を共有したい」「もっと自分が知らなかった世界を見てみたい」

いつしか自分は好奇心に飢え、色々な世界に飛び込んで行った。

その内の一つが今回の『世界一周大学(セカダイ)』加入であった。

noteを書くのは初めてでぎこちない文にはなりますが、自分なりの決意表明をここに記します。

「旅」に出逢ったきっかけ

「あなたにはやりたいことがありますか?」「あなたは将来どうなりたいですか?」
この問いかけにあなたは答えることが出来ますか?

自分は長年この答えが分からなかった。答えなんて最初からないけど、答えなんて自分が作るものだけど、とにかく自分はこの問いに答えることが出来なかった。

釣り?料理?音楽?ファッション?
色々手を出してみた。

でもどれも自分には合わなかった。自分に自信がないからなのか、飽き性だからなのか、胸を張って誇ることができる「なにか」を見つけることは出来なかった。

そんな中自分のやりたい事がぼんやりとだけ見えるきっかけになった出来事があった。高校生の時九州まで一人旅に出た経験である。

最初はただ行きたかった大学のオープンキャンパスに行くためだけだった。しかし、地元から遠く離れた九州まで行くとなると新幹線や飛行機代で莫大な資金を必要とする。そんな自分は「青春18きっぷ」を使用して九州へと向かった。

今思えばこの経験が人生の転機の一つだったんだなと思う。乗り換え時間は大丈夫か?どの街のどの宿で泊まろう?道中何を食べよう?出発までの毎晩まっぷると睨めっこして計画を立てた。そして気づいた

自分が本当にやりたかった事って"旅"なんじゃないか?と

2022年2月 本土最北端 北海道・宗谷岬にて

そこからは早かった。東北、山陰、四国、北陸、北海道、沖縄、、、日本中色々な場所を旅し、色々な景色を見て、沢山のグルメを食した。

そして遂に「47都道府県全制覇」という肩書きを手に入れることが出来た。

ただ新しい景色を見たかったから、ただ美味い飯を食べたかったから、そうして積み上げていった旅の経験と好奇心がいつしか自分の「誇れるもの」「やりたいこと」に昇華していった。

「人と出逢う楽しさ」に出逢ったきっかけ

たくさんの場所に旅に出た自分だが、そんな自分でも「旅のマンネリ化」を避けることはできなかった。

知らない場所に行き、写真でしか見たことのない景色を見て、ご当地グルメを食べるだけでは自分の好奇心を十分に満たすことが出来なくなるくらいには旅をしすぎてしまっていたのだ。

「旅の在り方ってなんなんだろう」「もっとたくさんの旅好きと出逢いたい」そんな思いからとある旅系学生コミュニティに参加した(個人的な事情で団体名は伏せさせていただきます)

そしてその団体の言われるがままに今まで全く興味のなかった海外へと足を踏み入れた。東南アジアにある通称「微笑みの国」タイ王国である。

バンコクの寺院・ワットパクナム
めちゃ綺麗

いくら親日国家とはいえ母国語が通じず、料理も見たことのないものばかり、今まで積み上げてきた旅の経験と自分の中の固定観念、そして何より旅に対する絶対的な自信は、たった一日で物の見事に崩れ去った。

道中では一人で行動しなければならない時もあった。携帯の充電が切れ、財布もスられて絶望した。もう旅なんてしたくない、早く日本に帰りたい、ただひたすら現実逃避することばかりを考え途方に暮れていた。

しかしまたもその不安はかき消された。

旅というコンテンツを通じて「人の心の温かさ」
に気づくことが出来たのだ。

エピソードを一つ紹介しよう。

その団体が主催するバンコク合宿にて、デジタルデトックスで現地の人に道を聞きながら寺院やレストランなどに辿り着こうという企画があった。

我々はマンゴーを売っている青果店のおばちゃんに道を尋ねた。勿論日本語を話せる人はタイでは比較的少数なので英語で尋ねた。しかし、世界の112の国や地域を対象とした英語能力のベンチマーク「EF EPI英語能力指数(2021年版)」によるとタイの英語レベルは英語話者の少なさに定評のある日本よりも低く、それもあってかそのおばちゃんも英語が話せず、かといって我々もタイ語は話せるわけではなかった。

身振り手振り使ってなんとか道を尋ねようとしたがそれも虚しく、途方に暮れていたその時、救世主が現れた。

英語とタイ語(記憶違いでなければおそらく若干の日本語)を話すことができるヤクルトの販売員がたまたま通りかかり、困った我々を見かけおばちゃんとの通訳係を請け負ってくれたのだ。

そんなことで?という声もあるかもしれないけど、そんな程度でいいんだよ、って自分は思う。こういったハピネスが積み重なり人の心は豊かになっていくんだなぁと強く思った。

今回の出来事は日本から遠く離れたタイでのことだったが、かといって日本人は薄情者だとかタイ人は特別親切だとかそんなことを言う気は一切ない。ただ言葉が通じない地でも人は心で分かり合えるんだなぁと異国・タイだったからこそより強く実感できたのかもしれない。

そして自分はもっと人の温かさを知り、もっと人と繋がる旅がしたいと強く思うようになった。こうして「旅」「人と出逢う楽しさ」2つのステップを得て今の自分が出来上がった。

人と出逢うって良いなぁ、なんつって

そしてセカダイへ...

そして現在、世界一周大学校長のMasatoさん、世界一周大学南極クラス担任の書道家Dさんとお話させてもらいセカダイへの入学を果たした。

ここで目標にしたいことは「もっと自分という人間をアピールしたくさんの人と繋がりを作ること」

人と繋がりを得ることへの喜び、旅の楽しさ、この両方を知っている自分ならきっと難なく達成できるだろう。

きっと大丈夫、ちょっとやそっとのことで折れる自分じゃない。

2500文字と長くなりましたがこれにてほぼ殴り書きの決意表明を締めさせていただきます。

セカダイ生、そしてこの先の旅で出逢う全ての人へ

今年もよろしくお願いします!!!

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