日記 12/06 機械

つかれている。疲れているのか、単にネガティブな時期に入っているのか。ネガティブな原因をインターンに求めてしまう。実際そうなのかもしれない。決断に対して、こっちじゃない方がよかったのではないかと思ってしまう。そんなこと言っても意味ないのはわかっている。「正解を選ぶのではなく、選んだものを正解にしろ」みたいなことはよく言われるが、そんなことはわかっている。出来たら苦労しないわ。というか、何を選んでも正解にならない。できない。

横光利一『機械』を読んだ。いいね。自分のことなんてわからないということが書かれている。夢と現実の区別がつかないことも書かれている。

此の私ひとりにとって明瞭なこともどこまでが現実として明瞭なことなのかどこでどうして計ることが出来るのであろう。それにも拘らず私たちの間には一切が明瞭に分っているかのごとき見えざる機械が絶えず私たちを計っていてその計ったままにまた私たちを押し進めてくれているのである。

横光利一『機械』

誰かもう私に代って私を審いてくれ。私が何をして来たかそんなことを私に聞いたって私の知っていやう筈がないのだから。

横光利一『機械』

私が何をしたかも、何をしたいかもわからないのに、正しい選択ができるわけがない。すべて誤りであり、そのなかでどうにかこうにかするしかないのだろう。

気分が落ちたことを書いていたら、なんとなく和らいだ気がする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?