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農業協同組合(JA)

■農協の会員数

こんにちは、管理人です!
昨日、都会から田舎への移住という事を書いていて思いだしたのでこの過去記事を今日は取り上げたいと思います。
重複する部分もあるのですがご了承ください。

田舎に移住するのはいいけど仕事どーすんの?っていうのはまず初めに直面する課題だと思います。
テレワークでそのまま田舎にいても働ける環境が現在の職場にある方は関係ないかもしれませんが。
そこで1つのというか田舎に移住した際のメインの選択肢として農業に従事するという事がまず挙げられると思います。
そんな農業界のお話を。

日本には色々な組合ってありますよね。
その中の1つ農協の組合員数についてなんですが、まあ単刀直入に言うと1000万人だそうです。正直言ってゼロ1つ間違えたかなと思って何回か調べなおしましたw

それくらい衝撃的な大きさです。日本の人口1億2000万人のうちの1000万人です。半分くらいの方々は農業従事者ではありませんが。

ただこれって他の組織
漁業協同組合 28万人
日本教職員組合 23万人
に比べて比較にならないくらい大きいですよね。

なのですごいパワーを持っているんです。

こんだけ大きい組織になると政治などに対しても影響を及ぼせることは簡単に想像がつきますよね。だから農業界は国から高待遇が得られるのかな?と。

農業に対する国からの補助金なんかを見ていると「えっそんなもらえるんですか?」っていうのが結構あるんですw 

ただ自分がここで言いたいのは「農家さんは補助金いっぱいもらえていいな。」ではなく、こういったように国も農業という業界を重要視してくれているんで(理由はどうであれ)現在都会に住んでて人生変えたいなとか都会の生活疲れたなとかいう人がいたら、一念発起して農業の道へ入ってみるのも悪くはないんじゃないかな?と思うんですよね。

最悪のケースを想定して、もしそんなに仕事(農業)で稼げなくても田舎は生活コストが安いので何とかなりますよw
さらに最近は自治体が空き家バンクという制度を作ってくれてますんで、うまくいけば家も信じられない価格で手に入りますよw
家の改築費なんかも自治体がいくらか負担してくれるところを結構見ますし。

もちろん農業は簡単ではないので学校で一から学ぶ必要がありますが、この辺の費用に関しても色々な支援が国から受けられるので調べてみて下さい!

■「消える農協」

JAが経営基盤の弱体化を防ぐには、金融以外の本業、つまり農業関連事業で稼がなければならないのだが、JA横浜など都市部の農協や有力農家から見放された農協には厳しい未来が待ち受けている。
手っ取り早く稼げる金融事業に人材を集中させ、本業である農業関連事業をおざなりにしてきた農協は、重いツケを払うことになるのだ。

1ヶ月前くらい前に出ていた記事です。
こんな感じで結構辛辣に農協のことが書かれていましたw

確かに普段農家の方々と話をしていると農協の悪評はよく聞きます。
買取金額が安い、品質にうるさい(味に関係ない部分、少しのキズや色など)、農業資材がなぜかホームセンターよりも高いなどなど。。あげれば切りがないんですがそれでもまだ半数以上の農家さんは何らかの形で農協と取引を続けているんですね。

これ何でなのかなーと考えていたのですが、この記事でもあるように農業関係で依存しているのではなくて、金融周りの関係で付き合いを続けているような感じではないかな?と。

結局小規模農家さんは農協からお金を借りて農業をしているので鎖で縛られた状態なのかなーと思うんですよ。あと自分たちで販売するのが苦手ってのもあると思いますが。

あと思う事が、この記事にあるような有力農家?(大きい農家)が自前で販売網を築き、配送・資材の調達・代金の回収などを効率化して、さらに金融部門を設立して効率化、効率化、、さらに周りの農家を巻き込んでさらに大きな組織になって効率化していって、、、

あれ?これって行きつく先はほとんど今の農協じゃんw ってたぶんなるんじゃないかなと。それって皮肉ですよね。
なので農協が悪いんじゃなくて農協が機能していないことに問題があると個人的には思います。
では、また!


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