「けテぶれ」をはじめよう!
昨日に「けテぶれはじめます!!」と題してnoteに投稿しました。
そこでは、始めるにあったて大切にしたい思いや考えを書きました。
今日は、「どのように進めていくか」という、具体例について考えます。
とにかくやってみよう!
まずは、「とにかくやってみる」これに尽きると思います。
最初から上手くいくわけなんてない。
そこで、ぼくたち自身が「けテぶれ」を回す。
これが何よりも重要かなと思います。
「けテぶれ」をまわしている姿を子どもたちに見せる。
そして、一緒に楽しむ。
何より困ったら、一緒に「けテぶれ」を回している子どもたちに聞いてみる。
このスタンスが「けテぶれ」を推し進めてくれるはずです。
トップ層をどこまでも走らせる
去年、「けテぶれ」を少しやってみました。
トップ層の子の学びは圧倒的。
ここの歩みを止めさせない。
徹底的に追求させて、クラスで共有することが大切だと思います。
「けテぶれ」の導入は漢字から。
でも、トップ層の子って、漢字だとすぐ100点取れてしまうんです。
確かに「けテぶれ」のサイクルで学び方がわかって、結果は出す。
でも、なかなか走り続ける環境を準備するのは初めは難しいなと。
そこで、今考えているのは土居先生の漢字指導法とのコラボ。
漢字指導法では、漢字学習を「文字指導」と「語彙指導」に分けられています。
テストで点数をとる「文字指導」のみで終わらせるのではなく、「語彙指導」にシフトチェンジしていく。
そのことで、上位層の歩みを止めさせないことができるのかなと思っています。
少し「けテぶれ」の考えからは遠ざかってしまうかもしれません。
本当は、「けテぶれ」で学び方を学んだり、自分で課題を発見して追求したりできたらいいのでしょう。
でも、はじめはこの漢字指導法とのコラボは有効かな、と思っています。
感情を使う
「人は理屈よりも感情で動く」
という言葉がありますよね。
けテぶれって理論的というか、考え抜かれたシステムであるが故に、どうしても理屈とか論理とかに偏っていきそうに思います。
「この結果だからこうしなくちゃ」とか
「この状況を改善するための最適解は○○だな。」
みたいな思考にいきがち。
まあ、分析ってそういうことだし。
でも、子どもたちが動くのって
「できた!イエーイ!」とか
「がんばったのにーくやしー!」とか
「あいつには負けないぞ−!」とか
「ほめられたー!」とか
そんな感情に引っ張られたときだと思います。
そこで、例えば
・計画や分析のところに感情を入れる。
・やってきたことやがんばったことを大げさに褒める。
・クラスの文化にして、みんなで喜んだり悔しがったりする
その中でも、教師の関わりが重要になってくると思います。
子どもたちのことをしっかりと認め、励ましていく。
一緒になって喜び、感動する。
「信じて、任せて、認める」にもつながっていくけれど、この教師のあり方っていうのは決定的に重要だと思います。
「けテぶれ」を共有する
「けテぶれ」は、クラスの「けテぶれ」仲間と共有することで力が発揮されます。
その共有方法としては2つ
①けテぶれ交流会
②けテぶれ通信
①けテぶれ交流会
ここは、1日のシステムの中に入れてしまうのが一番いいと思います。
ただ、ぼくの学校では、朝スポがあって、職員朝礼がその後にある。
だから、朝の会の時間は短いし、子どもたちだけの時間になることが多いんですよね。
どのようにデザインするか工夫が求められます。
でも、「やろう」という気持ちだけでは絶対にやらなくなっていく。
だから、どこかの時間に必ず組み込もうと思います。
②けテぶれ通信
それぞれの学習をシェアしたり、視点を与えたりするために、「けテぶれ通信」は強力なツールです。
ただ、ノートの写真を撮る→データをパソコンに移す
の作業がおそろしく嫌!
スマホからgoogle driveやDropboxを使って写真を移しかえて、写真ダウンロードして、Wordを立ち上げて…
はい、もうやりませーん!
こうなるのが目に見えているので、ipad買いました!
これで、写真を撮ってそのままGoodnoteに取り込むだけ。
しかも、手書きでコメントもできるではありませんか!
これで、「けテぶれ通信」へのハードルは一気に下がります。
そして、ipadを買った手前、ますます後戻りはできなくなるという効果にも期待したいところです。
ということで、なんとなく「けテぶれ」へのステップが見えてきたかなと思います。
ぼくの思考整理のために書いたものですが、何かの参考になれば幸いです。
一緒に頑張りましょうね!
お読みいただきありがとうございました。
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