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30代男性が自費診療の歯科医で歯のクリーニングをした話

 日本は国民皆保険という優れた制度のせいか、歯の健康にまつわる意識が低いなんていう話を聞きます。
実際に定期検診を受けているのは次の通り

3人に1人が、歯の定期チェックを実施。むし歯や歯周病への予防意識が高まっている。

公益財団法人日本歯科医師会
15歳〜79歳の男女10,000人に聞く、「歯科医療に関する生活者調査」Part2

 3人に1人受けてるんじゃ多いんじゃね?なんて思うかもしれませんが、逆を言えば3人に2人は、歯が痛くなったり、なんらかの異変が発生しないと歯科にいかないということです。

 さて、ここまで講釈を垂れてきましたが2年ぶりに歯科に行ってきました・・・。
 ことの発端は、また、配偶者氏なのですが、奥歯の詰め物が磨耗して歯科に掛かって以来、セルフケアもどきでその場を乗り切ったつもりになってました。
 セルフケアとはいえども、ステイン汚れが気になっても、せいぜい歯磨き粉変えてみたりする程度で、歯並びが多少よろしくないので、どうにもならない領域に辿り着いてました(しろめ
 配偶者氏がたまにいく、自費診療の歯科医で歯のクリーニングをやってるので、行ってくるように勧められました。
 いや、
 でも、
 自費診療ってアレですよね。。。
 きっと保険なしの10割全額自己負担とか、ブラックがジャックしてる怪しげな闇医者が法外な報酬を要求してくるとかそういうやつですよね・・・?
 などと思ったものの、医療報酬点数に基づかない、独自の報酬設定をする医院だそうです。
 その分、医療報酬で設定されてること以上のことができるとか云々説明されました。(一回で除去できる歯石の量って決まってるらしい)

 矯正歯科が専門なので、初診ではまず治療台(処刑台)に座って、開口器使ってiPadやデジイチで撮影されて、みっともなくステイン汚れした歯をiPad越しに見せつけられることに・・・。
 カウンセリングを受けて、再び治療台へ歯科衛生士のオバチャンに
「最後に歯科に行ったのいつ?」
「一年半前とかですかね(大嘘)」
「何もなくても半年に一回は見てもらわないと・・・。奥歯の虫歯進行してるわよ(プンスコ)」
「すみません・・・(陳謝)」
 大丈夫だろう運転で大事故起こした人みたいになってました。
 虫歯の治療は高くつくそうなので、以前に通っていた一般歯科に行くように勧められ、本題の歯のクリーニングに。
 歯石取る機材ってめちゃくちゃ水が出るうえに、飛ぶのでタオルを掛けてもらう。
 虫歯の治療ではないものの、久々に回転する兵器を口の中に入れられるのは気分が良くない。
 そうこうしているうちにこってりと溜まった歯石の除去がおわり、また変な機材でステイン着色を除去してもらう。

 オバチャンの懸命なクリーニングの結果、歯石がスッキリなくなったうえに、綺麗になった歯に感動。連邦のモビルスーツはバケモノか。
 しかし、衛生士のオバチャンから重要なことを告げられる。
「歯の表面はよく磨けてるんだけど、歯茎とのキワに磨き残しが多いわね」
「ハイ」
「だから、歯茎が歯肉炎になってる」
「・・・(もう何も言えない顔)」
「だから、次回はみがき講習を受けた方がいいわね」
「・・・(ヒィ)」
 齢30にして、【歯磨き講習】を受けることが確定。(詳しくは次回)

 そんなこんなで、お会計と次回予約(講習会)を済ませて終了。
 受けてみた感想は次の通り。

①とにかく丁寧
 以前行ってた一般歯科も町では評判の丁寧な歯科医院だったのですが、それを上回る丁寧さ。

②予防歯科に力を入れている
 街中の一般歯科は治療してもらってナンボなので、なかなかアドバイスをくれないのですが、歯垢の溜まりやすいポイントなどを丁寧に教えてくれるし、はみがき講習にも誘ってくれる(遠い目)
 それでも、医院全体で方針が一致している感をすごく感じました。

③値段はそれなり
 配偶者も義妹も通ってるので、初診料をまけてくれました。
 その点は、ある意味自費診療のガバガバさなのかなぁとも思いつつも、歯石取り・ステイン除去・デンタルフロスでの歯間クリーニングで5000円+税を高くみるか、安くみるかは人それぞれ。
 個人的には、こんなに綺麗にしてもらって、そんなもんなんだとは思いましたけど。

 以上が感想になります。

 ネタが溜まってて先になりそうですが、次回「さんじゅっさいのはみがききょうしつ」をお届けしたいと思います・・・。

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