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風の時代の申し子、ロビンフッダー現る⁈ 星座とタロットカードで読み解く金融界のハプニング!

驚いたことにこの連載も今回8回目、
いつもお読み頂きありがとうございます!!

さて、今回は金融の話題。

毎回唱えるよう繰り返しますが、今後200年続く「風の時代」というものが来ました。
個人が自分の頭で考え判断する時代へ、です。

20年に一度重なるという「土星(ルール)」「木星(発展)」のセットに加え、一年に一度やってくる「太陽」も「風」を象徴する「水瓶座」に入り水瓶祭りになっております!
対して「牡牛座」に居る「火星(競争力)」「天王星(変革)」が90度関係(不意打ち)というアスペクト(角度)をとっていますが、

ここで補足:「牡牛座」は「土」のエレメントであり、支配性は「金星」、世の中のあらゆるキレイなもの、グルメ、芸術、ウハウハするもの、金融、不動産などはこの分野。
「水瓶座」の未来志向の風来坊(反抗)気質とは90度の関係にあり、交じりあえません。

空の星がそんな状況であるということを踏まえて、世の中で実際に起きた事例を挙げてみしょう。


「素人の個人投資家たちが烏合の衆と化し、ウォールストリートの金満ヘッジファンドを撃破!!」というアメリカで起きたニュースが目に飛び込んできました。


コロナの影響ですでに世の中の既成概念、産業の構造が変わっていくのだろうな、という実感はありましたが、
まるで映画の世界みたいなことが実際に起こるとは、新しい構想の段階を築くべくことがおこっているのかと感じられました。

ロビンフッドなる手数料無料で気軽にできるという、これまた型破りな投資アプリが、このコロナ禍で家にいる時間が多くなったせいか、若年層からの支持を受けアメリカで大流行しているそうで。

余談ですが、ロビンフッドって何で知ったかといえば、🎶いとしのロビ~ンフッドさま~🎶って歌なんです。(なつかしい昭和歌謡ですね~)
そういえばロビンフッドとピーターパンて似てないですか?衣装がみどり色、帽子にも羽ついてるイメージだし、榊原郁恵さんのせいで区別がつかなくなりました。。。(笑)

弱きを助け、強きをくじくレジスタンスの物語の主人公、ロビンフッドは伝説上の人物であり、矢の名手、森に住むアウトロー集団のドンで義賊なんだそうです。(こういうのそそられる!)(wikiより

日本でいうなら、鼠小僧的な?池波正太郎の雲霧仁左衛門もそれっぽい?!似たような設定ではありますよね。

さてさて話をもとにもどしましょう。
で、ロビンフッダーと呼ばれる素人個人投資家たちは、このシンプルでわかりやすいアプリを使って、プロの投資家が予測もつかない動きをして市場を攪乱させているのだとか。
これぞ「風の時代」の申し子現るか!?知識も経験もなく海千山千のトレーダー相手に金融市場に乗り込む無謀さ・・・タロットカードでいうなら「フール」に他ならないですね。


金満ヘッジファンドを撃破とはどういことかというと、


時代の流れというもので数年右肩下がりのあるゲームショップの株価、コロナの影響でさらに悪化している所、金満ヘッジファンドに空売りの食い物にされそうになるのを見かねたあるゲームオタク素人個人投資家が立ち上がった!という物語。
個人の力では到底太刀打ちできないのは承知、それでももう誰も買わないであろうそのゲームショップの株価を買い進め、志同じくするもの達を集めるべくSNSで実況中継しながら呼びかけ、瞬く間にその株価をつり上げてしまった!!というもの。(株価が上がると空売りした金満ヘッジファンドは大損をしてしまうのです。)まさしく怖いもの知らずの「フール」の所業が行われたのだ。


しかも今これだけ「水瓶座」に天体が集合していれば、その銘柄に愛着あるオタクども集まれ~って以外にも、反エスタブリッシュメントだとか、なにやら楽しそうだから参戦~(木星が応援)って人も集まってものすごい水瓶座祭りになっちゃったのかなとも。「水瓶座」の定位置は11番目の「11ハウス」と呼ばれる所。ここは仲間との集いを表すところで、お仲間が烏合の衆となって一丸となり、結果、撃破しちゃったみたいな、感じでしょうか。

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しかし、こんな乱痴気騒ぎの中、突如ロビンフッドが取引の制限をかけたというのだ。

きっと牡牛座の金満ヘッジファンド側には「土星」や「木星」よりも重い天体、「天王星」が居るので、歯止めをかけられたのでは。
90度関係はどちらかが機能すると、もう一方の機能はストップされるという交わることがない関係。


手軽さで人気爆発したロビンフッドの手数料無料のからくりは、投資家の注文を値付け業社に回す謝礼分が原資になっていて、その値付け業社は今回の損失を被った空売り金満ヘッジファンドに資金支援をしているということから、金満ヘッジファンド側の損失拡大を防ぐために値付け業社からなんらかの圧力があったのではないかという疑惑も。CEOはきっぱりそれはないと言っていますが。

ロビンフッドが取引制限した理由は、取引決済する精算機関から通常より高い預託金額を提示されたとか。(←あ、コレ今話題の「クラブハウス」のイベントで明かしたらしい)

なるほど、牡牛座の「天王星」は、独自ルールを突きつけてきますね。本来我ら(フールたち)の「天王星」は水瓶座の支配星ではありますが、他のサイン(星座)に行けばそのサインの性質に革新をもたらす仕事してきます。野球で例えるならトレードで敵チームの球団行って活躍してるみたいな。


「水瓶座」は民主化運動でもあるので、金融の世界にも民主化を!(これも牡牛座の天王星の仕事ですね!)とうたって若者を取り込んだロビンフッドは時代に乗っているだろうし、

まだまだ何が正解なのかわからない奇想天外なことに、独自のルールで調整をつけていきながら時代は進んでいくのだろうな。


この事例に関して、既成概念に風穴を開けるべく、見事に矢を射貫いたオチもついて関心しきりなのでした、ロビンフッドだけに。


文・イラスト:加藤マカロン

【著者プロフィール】
加藤マカロン

イラストレーター&占い師。公式サイトは、マカロンタロットweb 。カードの基本的な意味などを知りたい方は、『マカロンタロットで学ぶタロット占い』(駒草出版)をご参照ください。SNSは、Twitterアカウント (@katomacalon)、facebook などでも情報発信中。

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