素敵なことは身近にあると気づかせてくれる2021年の「秋分図」を活用してみよう！

みなさん、こんにちは。
今回で15日目、いつもありがとうございます。

外を歩くとキンモクセイのいい香りが漂い、
過ごしやすい季節となってきました。スーパーには美味しそうな
果物が並び、どれをゲットしようか悩んだ末、
結局、バナナ買ってる自分に小市民すぎるだろ。。。と突っ込みをいれたくなるこの頃、
今度こそ覚悟を決めてシャインマスカット、いや巨峰を買うぞ～～～

と、宣言したところで、

前回12回目の記事　でも取り上げました「春分」「夏至」図、これらは「四季図」と言って西洋占星術では、「活動宮（牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座）」に「太陽」が入ったときのそれぞれの日時でチャートを出し、約3ヶ月ごとの世の中の動きを見ることができます。今回は9月23日の「秋分図」を見ていきたいと思います！！

2021年9月23日　時間4時22分　東京　秋分図

まずはいつも通り、アセンダントは「乙女座」、支配星は「水星」になります。その「水星」は「2ハウス」の「天秤座」にいて、このコロナ禍において今に始まったことではないですが、「経済活動」がテーマになりそうです。その「水星」は「月」と「冥王星」との「Ｔスクエア（ハードな角度）」を形成。「水星」と「月」の2－8ハウスラインはどちらも「お金」に関するハウスです。「2ハウス」は自分の能力で稼ぐお金、「8ハウス」はそれ以外のお金、公的資金や遺産などです。給付金でしのぎながらも活動したくてウズウズしている「牡羊座・月」と、ウインウインで稼げるシステムを作る「天秤座・水星」に待ったをかける「山羊座・冥王星」。「冥王星」は西洋占星術に登場する惑星の中では一番遠くにあり、「極限」を意味し「破壊と再生」と言われる重い惑星です。所定の位置は「8ハウス」でもあり、二重に「8ハウス」が強調されているようにも見えます。「8ハウス」は「連綿と受け継がれてきたもの」を意味する場所であり、タロットカードでは「死神」を示す場所。そこに居る我々を示す民「月」は、事業存続の瀬戸際にいると読むこともできます。

「死神」は、終わりと始まりの「つなぎ目」を管理する番人です。これまで引き継がれてきたことを存続させるには、時代に合わせてやり方をシフト、方向転換していく、という思い切った決断がカギとなりそうです。

給付金でしのぎながら、どう稼ぐか？存続させることのせめぎ合いに、調停する形で「6ハウス・水瓶座の木星」が絡んでいるのが救いかと思われます。「2ハウス・天秤座・水星」の発想、人脈、流通センスと、「8ハウス・牡羊座・月」の粘りのあるチャレンジ精神を使って、調停先である「6ハウス・水瓶座・木星」に落とし込む！！つまり「みんなが望む要求に応える」ことで打開の道筋が得られそう。「水瓶座」なので表面的に手厚くというよりは、そっけなくても大丈夫、例えば人でなく機械が対応みたいなことでも道が開ける可能性を暗示します。

例えば、最近、話題になっている都心にできた無人果物店はそのいい例かとピンときました。従来の流通はつかわず品物を消費者に届ける、こういうの、待ってました～！！と喜ばれる新しいシステム。店舗を持たず、どこかのお店の軒下を借りて、48時間以内に収穫された果物をワゴンに並べ、支払いは自分で電子マネーでという、田舎によくある無人の野菜売りみたいなのを、都会のど真ん中でやってるという、今までに見たことのないお店！！

詳しくはこちら（ITmedia ビジネスオンラインより）　近所にあったらためらわず、48時間以内に収穫されたシャインマスカット喜んで買いますよ！！

ここで冒頭の伏線回収か？！（笑）

更に、天頂の「MC」「双子座」の支配星も「水星」なので、発想も大事ですが、それを実現させるシステム作りやコミュニケーションが肝になるとも感じます。上記の例では、この状況下で行き場がなくなった果物を農家さんとの交渉、人脈やコミュニケーションがあって生まれた賜かとも思われます。今までにない流通やシステムの模索、「風」の時代の先駆けとでも言えるのでしょうか。この時期においては「MC・双子座」なので確定ではなく、試しにという感じになるかもしれませんが。

それからもうひとつ、落とし込み先の「6ハウス」は「健康、医療」のハウスでもあるので、継続的な医療供給体制システムの整備に期待します。アセンダントの「乙女座」の所定ハウスは「6ハウス」ですので、「お金」がテーマと言いつつも、引き続き「医療」への注目も無視できません。

「不動宮」の「Ｔスクエア」ということもあり依然として遊びに行ったり、娯楽関係はまだまだ緊張状態が続きそうですが、近場の遊び「3ハウス・金星」は「7ハウス・海王星」とトライン（120度）なので、趣味に陶酔できる時間ができそう。

「3ハウス」は「勉強」のハウスでもあるので、趣味での習い事で交友関係が広がったり、思うように遊びにいけない抑圧された中でも楽しみをみつけられそうです。それを証拠に、ギターや身近な楽器の、売り上げがグンと伸びてるニュースを目にしましたよ！！引き続き需要は伸びていきそうです。

そして「太陽」は「1ハウス」にあって「火星」との合（0度）ですが、「太陽」を「政権」と見たとき、「火星」は「リーダーシップ」、これらが「5ハウス」の「土星」「冥王星」とトライン(120度）ですので、立て直しのアピールに燃えているようにも見えます。「5ハウス」の「まつりごと」に向けて「土星」＝「実務」をこなすという面においては期待したいと思う所です。「太陽」が支配星である「獅子座」の境界線は「12ハウス」にあり、「隠れた場所」の暗示も持っています。表面的には見えていない力の影響と「冥王星」とのトラインで、「予想外」の大きな動きに繋がっていくきっかけを残す三ヶ月となるかもしれません。

そんなことで、今回の「秋分図」から見える、引き続きこれまでの生活がガラッと変わるわけではないですが、その中でも考え方ひとつで可能性を見いだせたり、自分の時間を大切にすることで広がる世界があることを信じて、生きていきたいと思います！！

私の当面の楽しみは、シャインマスカットに加え、栗もゲットしたいと！

文・イラスト：加藤マカロン

【著者プロフィール】
加藤マカロン
イラストレーター＆占い師。公式サイトは、マカロンタロットweb 。カードの基本的な意味などを知りたい方は、『マカロンタロットで学ぶタロット占い』（駒草出版）をご参照ください。ＳＮＳは、Twitterアカウント　（@katomacalon）、facebook　などでも情報発信中。