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「木星」が「魚座」に一時的にインする意味とは?! 幸運を呼ぶ過ごし方を考える!

 みなさん、こんにちは。
このコラムもお陰様で11回目を迎えることができました。
いつもありがとうございます。


さて、この5月にサインを移動する星の動きがあるので、今回はそのお話をしてみたいと思います。


星を追いかけている方々は既にご存じだと思いますが、年末に「水瓶座」にインしたばかりの「発展の星」と呼ばれる「木星」5月14日に早々と次のサインになる「魚座」に入り、2ヶ月ちょい滞在します。そして6月21日にバック(逆行)し始め、オリンピックが予定されている期間中の7月28日に再び「水瓶座」に戻ってきて10月18日までそのままバック。順行に戻って今年の年末、12月29日から本格的に「魚座」に再びインしますので、この5月の「木星魚座イン」は視察旅行というかんじでしょうか。


「逆行」とは惑星が物理的に反対側に動いているというわけではなく、地球からみて逆方向へ動いているように見えるという現象です。「逆行」自体は珍しいことではなく「木星」なら頻度的に1年に一度、3ヶ月ちょいくらいです。

今回の「木星」の動きの何が珍しいかというと、この後の2022年5月11日に、次のサインである「牡羊座」にもちょっと長い視察旅行(5ヶ月ちょい)をします。そして再び「魚座」に戻る(2022年10月28~12月20日まで)というように、三つのサインを行き来します。現象としては、やるのかーい、やらんのかーい、押したり引いたりの押し問答も予想されますね。

現状では、コロナ感染者数が減らない上に、ワクチン接種率が最低水準の国(←我が国)で、オリンピックは開催しても大丈夫なの??という世界中の不安を拭えないまま、ファイナルカウント突入ムードに入っています。


「魚座」の支配星は「海王星」「木星」の膨張天体です。「海王星」はすでに「魚座」を進行中(2012年2月~2025年3月まで)ですが、「目にみえないもの」(ウイルス)などを象徴する天体でもあり、「風」時代の「伝達力」「コミュニケーション力」という作用は、この「魚座海王星」と徒党を組んで「伝染」という形で新型ウイルスを流行させてしまったように感じます。


「木星」は、いい意味でも悪い意味でも「拡大」「発展」させる作用があり、予定通りオリンピックが開催された場合、参加する選手団は努力が報われる瞬間であり純粋に嬉しいでしょう、そして一部では巨大利権から大儲けできて賑わい、その陰で感染拡大という代償を払う意味も持つでしょう。


そして「魚座」には、「癒し」「救済」というキーワードもあります。

タロットカードでいえば、「魚座」「吊された男」「月」が代表カードです。コロナ禍で身の動きを封じらた状態は、みんなが「吊された男」そのものなのではないでしょうか。厳しい状況下の中、利益優先では出来ない仕事の大切さと、今までの価値観では見えなかったこと(逆さまからの視点)に気づく時だと感じることができます。

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これも重い問題になりますが、国会で審議中の「入管法改正案」の批判が相次ぎ、人道支援の運動も高まりを見せています。キョンキョンさんはじめ著名人の「#難民の送還ではなく保護を」などのツイートや呼びかけにより、世論の関心を集めています。入管施設のあり方に国連からも「国際法違反」を叩きつけられた日本の入管・難民問題は益々議論されていくと思われます。


ワクチンの問題では、特許権フリーを求める提案も話題になっています。すべての人に平等に、という「水瓶座」のこれからの時代へのビジョンと、途上国への支援という「魚座」の「救済」の精神が、いかにも今回の「魚座」またぎの「水瓶座木星期」という感じがします。しかしワクチン生産には原料確保で争奪戦になりうる懸念など、いろいろクリアしていかなくてはならない問題が山積し、急を要する問題ではありますが、すべての実現化までには「海王星」が「魚座」に滞在する少なくとも2025年までは時間がかかる気配はあります。「これからの時代へのビジョン」はタロットカードで言うと「星」になります。「星」は遠くにあり、目的を達成するには時間がかかるのです。


このように、一旦「魚座」に視察に来た「木星」は、人々の無意識(これも魚座のキーワード)の中に、今まで見過ごしていた「癒し」「救済」の必要性を問いかけてくるのではないでしょうか。これまでの問題点の見直しや、反省など(逆行作用)しながら「木星」は再び「水瓶座」に戻り、それを踏まえた上で、又一歩一歩パワーアップしながら進んでいく(順行)のでありましょう。


前述した6月21日からの「木星」「逆行」以外にも、「土星」(2021年5月23日~2021年10月11日)、「海王星」(2021年6月26日~2021年12月1日)、すでに逆行中の「冥王星」(2021年4月28日~2021年10月7日)、もオリンピックの期間に重なって逆行します。

どの天体にも言えることは、進んでいかないというジレンマがありますので、もしかしたら、もしかして。。。

再延期、中止もありうるかもですが、

逆に、延期や中止することを決断できない、ズルズル感も否めず。。。


個人レベルで考えたときは、逆行時は状況を見直し、方向性をうかがうチャンスでもあります!(←前向きにいきましょう!) 公転周期の遅い「冥王星」ともなると逆行してても、何が変わったのかすぐに感じることは難しいかもしれませんが。


今回は真面目な話ばかりになりましたが、


「魚座木星イン」でもうひとつ、

「魚座」といえば、みんなが大好きな、カード占い、占星術、心理学、スピリチュアルなどもその類いですね!

ということもあり、今、ひそかに占いブームらしいです!!「マカロンタロット」を取り扱って頂いてる書店さんでは、占いフェアを開催する度に新しいお客さんがみえ、そのためよりたくさんの商品を取り揃えていると聞きました。カードや書籍だけでなく、占いに関するグッズや手芸品など、バラエティに富んだ品々が大人気だそうです。自慢の作品、商品がある方は売り込みに行くのもよし、作ってECサイトで売るもよし、クリエイティブしたい人はこの機会にチャレンジしてみるといいかも!!

加藤も新作をそろそろ作ってみようかな!?

文・イラスト:加藤マカロン

【著者プロフィール】
加藤マカロン
イラストレーター&占い師。公式サイトは、マカロンタロットweb 。カードの基本的な意味などを知りたい方は、『マカロンタロットで学ぶタロット占い』(駒草出版)をご参照ください。SNSは、Twitterアカウント (@katomacalon)、facebook などでも情報発信中。

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