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#9「サザエさん症候群」との戦い。

「サザエさん症候群」という言葉は、説明しなくても大抵の日本人が意味を理解できる、秀逸なネーミングですよね。

さらに、世界的には「ブルーマンデー」もあるのですが、それぞれの意味はウィキペディアによるとこんな感じです。

サザエさん症候群
日曜日の夕方から深夜、「翌日(月曜日)からまた通学や仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の、日本における俗称である。
ブルーマンデー「憂鬱な月曜日」
休日明けの物憂い月曜日として広く認識されている。

ブルーマンデーは、月曜日になってから憂鬱さを感じるのに対して、サザエさん症候群は、日曜日からすでに気が滅入ってしまうことのようです。

これは、月曜日に起こると想定される嫌な気持ちを、日曜日から先取りしてしまっていることが原因なのかな、と思っています。つまり、まだ起きてもいないことに気を病んでいる状態です。

私の場合は、仕事で何かミスしたらどうしようとか、そういうことを妄想しては、明日仕事嫌だなぁと思っているうちに、貴重な日曜日がどんどん奪われていきます。

この強大な呪縛と戦うには、まず自分が「まだ起きてもいないことや、本当に起こるかどうかもわからないことを心配している」「そのせいで、いま目の前にある人やものを疎かにしている」ことを自分に言い聞かせ、自覚させます。

それから「じゃあ実際に、先週自分は何か取り返しのつかないような(住むところや食べるものを失くすような)ミスをしたのか?」を考えます。

そうすると、人生を振り返ってもそんなミスはしたことがないのに、何でそれが来週起こると思ったんだろう・・?という気持ちになってきて、「よし、豆から美味しいコーヒーでも淹れちゃおうかな」という穏やかな気持ちになれます。

サザエさんどころか、サンデージャポン(日曜10時〜)症候群になりかけたので、一緒に戦うつもりで私なりの戦術を書いてみました。みなさんが大切な日曜日を、大切に過ごせますように。

こまつまい

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