見出し画像

「観光白書」のトリセツマガジン、つくりました。

「観光白書」がお披露目になったので、
そのことをお知らせしましたら、思いのほか
反響があって驚いています。

みなさんの反応は、いろいろですが、
そのほとんどが、

「役所の読み物ってなんか、難しそう」

「どんなふうに読んでいいか分からない」

「読んだ方がいいんだろうけど、実際どんなことに役立つかなぁ」


ということでした。

なるほど、そうかぁ。
伝わる伝わらない以前になかなか読んで貰えていない、そんな現状があるのだなぁ。
政策広報的に、これは問題あり。
きちんと想いを込めて、毎年つくっているのに、ちゃんと届けるところまで意識せねば、意味がない。届いてなんぼ。


それなら!読み方のコツと、使い方とか
「観光白書」のカンタンな取扱説明書を
つくってみよう、そう思いました。



ということで、早速あれやこれや
いろいろ構想を練り練りしてみたり、
みなさんの反応をみたりすると、
使い方は、じつは結構幅広くあるな、と。

子供(中学生くらいから読めると思います。
だってテーマが基本、観光で柔らかいから!)
から学生、観光で働く人、その周辺関連産業で働く人、自治体の人…によって使い方も様々。

うーむ…、
これはひとつの記事ではおさまらなさそうだぞ。


ということで、
まずはマガジン(箱)を、使ってみました!


構成について、頭の整理が、
まだできてませんが、
例えば、いま浮かんでいるのは…

✔︎読み方のコツ
✔︎使い方、活用方法
✔︎予算事業との関連性
✔︎データの見方、オフィシャルデータのありか
✔︎施策の進捗状況をどうみるか
✔︎こんなふうにも使えるかも?

のようなことです。


また、解説のほかに、白書関連の記事などを、
集めるのもおもしろいかも?とおもっています。

というのも、じつはすでに「観光白書」を読んでくださり(う…うれしい!)、
白書に掲載されている四国に関するコラムを、
記事化してくださった方がいらっしゃいました。


おぉ、!そういう角度で読まれましたか!とか、たしかにそういう解釈もある!とか、
誰かのフィルターをとおすと、
白書がまた違って見えてきて、
新たな発見がありますね。

なので、白書に基づいた記事などを
#観光白書  」のタグで集めて、
このマガジンにアーカイブしながら、
紹介していくのもおもしろいかも?と思いました。


書きながら、走りながら、おもしろいことを
いろいろ考えてみたいと思います。



\  おまけ: 白書こぼれ話   /

画像2

▲編集セクションにいる同僚を労いにいって、出来立てほやほやの白書を一冊ゲット。厚さは1cmくらい。


「観光白書」は毎年、この時期に国会で審議され、閣議決定されます。
執筆にあたっては、秋冬くらいから構成を練り、各部署へ執筆依頼。膨大な統計データの分析から
各施策のレビューをしながら、それぞれの部署で執筆を行い、編集担当部署で編集・統合。
体裁を整えたり、時点修正をかけたりしながら、
6月に向けて、幹部のチェックも受けながら、何度も何度も確認を重ね、仕上げていきます。
今年はコロナの影響があったので、構成変更や
内容の精査など、編集担当はとても大変だったと思います。

本当に毎年おつかれさまです。
なので、ひとりでも多くの方に読んで、使っていただけるように、わたしも広報がんばります。