マガジンのカバー画像

お宿メモ。

9
私が実際に足を運び、素敵だなと思った国内外のホテルや旅館のことを紹介するマガジンです。いまは旅に出られないけれど、このマガジンを通じて、妄想旅をしていただけたら嬉しいです。そして…
運営しているクリエイター

#観光

ゲストと地域を、新しい価値観でつなぐホテル。(京都編)

今年もたくさん旅をした。 本当に幸せなことだなとつくづく思う。 年の初めにかかげた目標「国内のホテル・旅館にトータルで10泊以上する」は、現時点で13泊。年末旅行の2泊を残し、すでに当初目標は達成。今年訪れた宿については、振り返りも兼ねて、後日レポートしたい。 今回、紹介するのは京都に誕生した新しいホテル。嬉しいことに、そのオープニング・レセプションにご招待いただいた。 それにしても、京都を訪れたのは何年振りだろう。京都も久しぶり、新しいホテルのお祝いの席にも立ち会える

心をすすぐ、潮騒の宿。(茨城県 大洗編)

気づいたら11月も最終週。 下書きの旅レポがたまってきたので、この辺りでまずはひとつずつお届けしたいと思います。 今年の9月もたくさん旅をしました。 主人の誕生日、私の誕生日、そして結婚記念日。我が家のアニバーサリーてんこ盛り。 なので毎年9月は家族でどこかしらへ出かけています。 いつも旅先を決めるとき、まず主人や息子に今回はどんなところがいいか聞きます。 「今回は海がいい」「○○が食べたい」などの要望を念頭に、私の気分と私の中の「泊まりたい宿リスト」の中から滞在先となる

深呼吸だけ、あればいい。(神奈川県 箱根仙石原温泉編)

夏休み、旅してますか? 私はいつものごとく旅館・ホテルをめぐる旅。 今年6泊目の旅は、箱根仙石原にある「NEST INN HAKONE 俵石閣」へ。 ※2019年4月から名称が NEST INN HAKONE 俵石閣 から 箱根リトリート före(fore、フォーレ) に変更となりました。 ここは私がずっと来たいと恋い焦がれていた宿のひとつです。 宿の紹介に『まるで、そこに“巣まう”=“Nest”ような「感覚と時間」をご提供いたします』とあります。 私は、宿泊という

私が温泉旅館を愛する理由。(広島県 宮島編)

3月下旬、かれこれ10年以上振りに広島宮島を訪れた。当時は「ザ・観光地」と行った風情で、団体のツアー客と鹿の群れというイメージしかなかったのだけれど、今やおしゃれなカフェや飲食店、雑貨屋、ゲストハウスも増えて人の流れが宮島を変えたのか、宮島が変わったのか…、老若男女、家族連れ、女子旅、そしてインバウンドの波、すっかり様変わりしていた。今回、宮島では宮島桟橋からすぐ近くにある宮島別荘に宿泊。地元の食材や文化を大切にしている旅館で、若いスタッフの爽やかで温かなサービスも印象的。次