「新しい資本主義」
岸田政権の看板政策自民党の岸田文雄総裁が第100代首相に就任し、新政権が始動した。首相は、「新しい資本主義実現会議」を先月26日(10/26)から実質的に始動したが、経済活動の主役である「企業」や「市場」の具体的な議論が足りない印象を受けた。日本の資本主義の問題点は米英のような過度の株主重視ではなく、企業の収益力や、競争力に問題があると私は思う。米英においては、会社経営者の上にいる株主への配当が行き届いていて、株主との関係がとても厚い。一方、我が国日本では、そもそもほとんど国