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弱音を吐ける相手はいますか?(教育現場から思うこと)



子どもに携わるお仕事をして約10年。
私は、転職経験があるため、職歴は、ほかは金融とアパレルです。
教育現場にいることが多かったので
子どもたちの成長から、「私自身が思い出したい、取り戻したい」
感情について「ココロ」シリーズとして書いていきます。

① 弱音を吐けない大人たち


もしかしたら、男性であれば、毎日奥様に、仕事であったことを
話してすっきりされているかもしれません。
女性は友達や彼や旦那様にも、ご自身のうれしかったことだけでなく
悩みも打ち明けられているのかもしれません。

30代以降の大人は、特に「我慢すること」男性は「強くあること」
を褒められて生きてきた人も多いんじゃないかな。
「よくがんばったね」の言葉をどんなシチュエーションで言われていましたか?
・成績がよかった?
・泣かずに病院にいった?
私は、「留守番頑張ったね」を幼少期に、「点数上がったねよかったね」、と学生時代に言われて生きてきました。

頑張ったことは褒めてくれるのは
嬉しいのですが、もっと心の置き場所が
欲しかったような、
例えば、「仕事(勉強)頑張ってるね、でもたまには一緒にゆっくりしようよ」

のように、緩める言葉や時間があると嬉しかったりします。

親が悪いとかではなくて、そんな時代だったんだと思うんです。
私もなかなか弱音は吐かないけれど、心を許しているひとには
弱音も言うし、泣いてしまうことはあります。

接客業をしていると、家ではなかなか愚痴れないといわれる方々。
言うと心配されるとか、聞いてくれないとか。
教育現場でも「悩みとか話したいけど、親が忙しそう」
「家族みんな携帯してて、話づらい」なんていう子たちもいます。
自分の心。打ち明けられていますか?

② 子供たちをみて思うこと


2歳児から高校生の子たちと時間を過ごしてきて、先生きいて?
と言って話してくるのびのびとしている子と
会話もあまりなく、うつむきがちな子と。

個性はそれぞれなので
いいとか悪いとかもないんですが、
自分の気持ちを表現できる子ほど、やっぱりイキイキしている。
目も輝いている。

③ 目に見えない感情


大人も子供も。どんな感情でも心をオープンにできるといいなって
いつも思っています。
出会った人には、気楽に話してほしい、
嫌なことも好きなことも、
私は、嫌いにはならないから
気持ちを打ち明けてほしいなと思うばかりです。
心の中は、見えないからこそ、感じ取ってあげれないこともあるから。

どうやったら、私も、そして子供も大人も。
もっと心をオープンにできるだろうか。

日々試行錯誤ですね。
週末です。よい一日になりますように。


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