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『森永卓郎さんの「年収200万円時代を生き抜く6つの知恵」』を読んでの感想

経済評論家の森永卓郎さんの上記のインタビュー記事を読んで、日本経済の失速と年金制度の将来について改めて考えさせられました。高齢化社会において年金支給額の減少は避けられない現実ですが、日本経済の低迷によってさらなる減額が予想されるとのこと。これは私たち一人一人にとって無視できない問題です。

森永さんが指摘するように、安倍政権発足以降の実質賃金の低下と企業の内部留保の増加という異常事態は、私たちの生活に直結する深刻な問題だと感じます。これからの生活を考える上で、従来の常識にとらわれない新たな視点が必要だと痛感しました。

将来のリスクに備えることの重要性も、真剣に受け止めなければならないと思います。厚生年金の標準モデルが20年後には13万円まで減額される可能性があり、さらに長寿化が進む中で、年金だけに頼った生活は困難になるかもしれません。自分の将来を見据えて、今から備えを始めることが大切だと気づかされました。

ただし、単にお金のために60歳を過ぎてからも働き続けるのでは、当然ながら理想の老後とは言えません。森永さんが提案するように、好きな仕事を通じて社会とつながり、生きがいを感じられるような生き方を目指したいと思います。収入は多くなくても、充実した人生を送ることができるはずです。

私たち一人一人が、将来の年金減額リスクを認識し、自分なりの備えを考えておくことが大切だと感じました。働くことだけが人生ではありません。自分の好きなことを見つけ、それを通じて豊かな人生を築いていくことが、年金13万円時代を生き抜くための鍵だと感じます。

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