自分の事が恥ずかしい

自分の生きたい人生を生きようと決意したのは随分と昔のこと。
子供の頃から生きづらくて18歳で海外に出た。
それでも生きづらさはあまり変わらなかった。
それからコーチングやNLPで心のことを勉強して実践してだんだん自分の人生を生きている感覚があった。

ニュージーランドに来て5年目
自分と向き合い続けて
キャンパーバン生活してみたい!コーチングの仕事がしたい!
そのために1から10ヶ月かけてキャンパーバンを作った。
コーチング等の資格も取った。

いよいよスタートだ!
やることもやるべきこともあるのに動けなくなってしまった。
言いようのない不安と恐怖が私を包んでいた。
これはなんかあると思い自分と向き合うワークをした、そしてお父さんが出て来た。
子供の頃お父さんから怒鳴られたり、否定され続けてきた自分がいた。
ずっと抑えてきていた部分だったから全く今まで気がついていなかった。
今まで感じたことのない強い感情。それでも何とか向き合ってクリーニングした。
いつもならこれで望む変化が得られるはずなのに今回は違った。

私は心の底ではずっと自分には価値がないと思って生きていることに気がついた。
絶望的な気持ちになった。
生きているだけで価値があるという事を頭では分かっていても、感じることはできない。心が痛くて、お腹が重くて涙が止まらなかった。

それからも価値がないと思っている自分と向き合っているのになぜかピンとこない。
そのワークの途中で

恥だ…

ということに気がついた。
心の深い部分で自分の存在が恥ずかしいと思っている自分がいる。

今まで自分の性格だと思い込んでいた部分(プライドの高さ)が本当は自分の信念に基づいた行動だったんだと知った。
本当の自分を知られるのは恥ずかしい、受け入れられないし、愛されないと信じている私がいる。
だから”価値のない”自分になってしまった時は自分を隠さなければ

私の中に聞こえている声が

何もできんやろが
こんなこともできんのか
忍耐や
ちゃんと働かんと見捨てられるぞ

お父さんの声であり信念だと分かった。




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