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家を売ることにした

今住んでる家は築22年。
地方都市で結構な人口密集地域なため、土地の面積はまぁ狭い。と言っても、この辺りでは平均的みたい。

車は4~5台、適当にホイッととめるスペースがあるのが普通だったり、どこまで歩いてもずっと田んぼと畑の景色で、ここで倒れてもそのまま誰にも見つけて貰えないんじゃ?って心配するような田舎育ちだった私にとって、今の家は正直息苦しい。隣の家がビターっとくっついて建っているのも窮屈感。庭も無いに等しい。駐車もアクロバティックな技術が必要だ。

やっぱりねぇ、緑が欲しい。土触りたい。虫もキライじゃない。
すでに独立してるアキラさんの息子くんの部屋も全く使ってないのでもう不要。

よし!ここ売って引っ越しだ!!
その資金で郊外に新築の家を建てる!!

というのがとりあえずの目標になった私たち。珍しく行動の早いアキラさんが早速不動産会社にお家の査定を依頼。
出して貰った数字は2,100万円也。

これが多いのか少ないのか、正直私にはよく分からなかったけど。この数か月間、ネットで土地探しをしている今なら分かる。
土地たけぇーーーー!!
若き日のアキラさんの頑張りに拍手だ。妻子を養いながらよくローン払ってきたよアンタほんとすげーよ。

売主サイドで希望価格って決めていいって初めて知った。相場と照らし合わせて、アドバイス貰って、家を2,500万円で売りに出すことに。

このお金で、新しい土地と家を手に入れる・・・
えーと・・・無謀じゃないか???

お家って、諸経費とか税金とか手数料とか何百万もかかるんだよね。土地の価格をいくらに抑えれば実現するんだ?建売住宅でよくね?てかなんなら中古住宅でもよくね?

結構現実的に数字を捉えた私と、可能性があるならやってみる、と変に強気な夫。ここから日々バトルが始まるのであった。

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