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社会課題の「獣害」と観光コンテンツとしての「狩猟」を組み合わせたハンティング・ツーリズム

おはようございます。
SNSで誹謗中傷する人の気持ちが分からない小松です。

今年やりたいことリストにまたひとつ追加されました。
タイトルにもあるとおり狩猟免許を取得してみます。狩猟免許って国家資格なんですね。

なぜ狩猟免許?


という話から。
前々から狩猟には興味がありYouTubeで狩猟の動画をみることも。

一方で、日本の観光戦略の本を読んでいると狩猟を観光資源として活用するアイデアがありました。
地域の課題である農作物の鳥獣被害問題の話はみなさんもよく耳にすると思います。私も地方で仕事していて、せっかく作った畑の野菜が収穫直前にイノシシやシカに荒らされた話をよく聞きます。

「ハンティング・ツーリズム」として訪日外国人の旅行中のアクティビティになれば獣害を防ぐことができるうえに、国際観光収入を得ることができるので課題解決の一石二鳥を狙えます。
経済的な恩恵だけでなく、日本社会が抱える課題を解決できる可能性があります。

狩猟と狩猟免許

なので、まずは狩猟や狩猟免許の勉強してみました。
狩猟には「銃猟」と「なわ猟」の二つのタイプがあります。

銃猟・・・ライフル、散弾銃、空気銃(エアガン)
なわ猟・・・くくりなわ、箱なわ

都道府県ごとに狩猟免許を発行していて県庁の出先機関で林務課という部署が取り扱っています。

試験は、①筆記試験、②適性試験、③実技試験の三種類。
①は三択の30問で試験時間90分、②は視力、聴力など。

全国の狩猟愛好家の組織「猟友会」の会員数も昭和53年度の42万人をピークに現在は約10万人まで減っています。
組織の高齢化も問題となっていて担い手不足がここれでも課題のようです。

銃猟の場合はライフルや散弾銃、空気銃の所持に関して警察の許可が必要です。銃は中古でも数万円で販売されているものの、高齢化から譲り受けることも多いようです。


狩猟とサバイバルキャンプ

猪や鹿を狩猟するのは割と聞くのですが、鴨を狙う「鴨打ち」なるものがあるみたいです。
獣類はちゃんと仕留めないと自分の身が危険にさらされます。
その点カモ相手であればかなりリスクは回避されます。
加えて獣の場合は捕らえて運んで捌くのが面倒そうですよね。
YouTube動画をみていると自分でできるか自信がありません。

とりあえず狩猟免許を取得した後に獣なのか鳥なのか?
銃なのか罠なのか?考えていくことにします。

ジビエ料理も調べてみると一般的に臭いイメージがあるイノシシ肉ですが、狩猟時期・場所、部位によって違うようです。
ほどよく脂がのって胸やけすることがなく猪鹿の肉は美味で、食べつけたらスーパーのお肉には戻れないとのこと。

針葉樹が大半のエリアの山にいる猪鹿はやせてて、広葉樹エリアの山でどんぐりをたくさん食べた猪鹿は脂がのって美味しいみたいです。
狩猟時期は11月から12月がベスト。

考えてみると畜産業の営みで育成されている豚は、人間が食べることをビジネス目的化してるもの。工業製品のように均一の品質が要求されます。
野生の獣は人間の食欲とは関係ありません。
200百万年前にアフリカで誕生したとされる我々の祖先ホモ・サピエンスは狩猟肉も食べていました。
おそらく野菜や木の実中心で肉は限られたタンパク質を補給する人間が生きていくうえ欠かすことができなかったもの。

最近はソロキャンプもやってるので自分で狩猟し捌いた肉でテント箔を楽しむサバイバルキャンプもいいかなあと考えています。

以上、また明日。

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