見出し画像

呑谷尚平くんのこと

「大丈夫っすよ、駒木根さん」

今の私の体たらくを見ても、呑谷くんならそう言うかもしれません。

1月24日は27歳で癌によりこの世を去った私の友達である呑谷尚平くんの命日です。


呑谷くんとの出会いは2007年だったと思います。当時私は代々木八幡にある格闘技ジム、reversal gym(当時リバーサルジム、現在のリバーサルジム・スタンドアウト)に通い始めて2年目でした。そこに呑谷くんが入会してきました。聞いてみると、彼は19歳、私は当時31歳だったので一回り以上も歳が離れていました。彼は所英男さんの試合を見てプロを目指して大阪から上京してきたということでした。新聞配達をしながらプロを目指すということで、今時珍しい、だいぶ骨のある奴だな、と思いました。

ブラジリアン柔術だったかグラップリングだったか忘れましたが、初の呑谷くんとのスパーリングの時、あっさり2年目の私が負けてしまったのを覚えています。野球をやってたとかで、だいぶ地力のある選手でした。

当時の呑谷くんは下北沢に住んでいて、代々木八幡に住んでいた私と家が近く、お互いRapが好きという共通点もあり、仲良くなっていきました。

私の人生に大きく影響を与えた呑谷くんの話、続きはまた書こうと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?