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おうち夜カフェ

こんばんは。やさしい文芸・写真の人、小牧幸助です。

みなさん、カフェはお好きですか? 私は好きです。でも、カフェで作業ができません。根っからの人見知りであることと関わりがあるかは分かりませんが、知らない人がたくさんいるカフェでは落ちついて作業が捗らないのです。

カフェで作業をしている人を見るとうらやましくなります。とくに夜のカフェで集中している方を見かけると「大人だなあ!」と子どもみたいに思います。

だから私は今宵、おうちでカフェみたいに過ごそうと決めました。いま手がけている小説を書き上げるのです。それではただ家で作業をしているだけでは? という声が聞こえていきますが、気にしません。大人のみなさまの意見は聞きません。

photo by Komaki Kosuke

先日、一輪挿しを買いました。手のひらサイズの陶器です。別の花瓶でドライにしていたユーカリの枝を一本借りてきて、挿してみました。カフェ感がある気がする。部屋のライトを落として、間接照明だけを灯すのがポイントです。

photo by Komaki Kosuke

間接照明は、青森県のブナの木でつくられたテーブルランプです。木目から透き通る電灯の明かりは、夕焼けのような柔らかい光になります。

photo by Komaki Kosuke

ランプの足もとでお香を焚きます。一般的なカフェでは珈琲の香りとぶつかってしまうためか、あまりお香は見られませんが、そこはおうちカフェです。自分さえよければなんでも許されます。おうちにおいて、私たちは自由です。

photo by Komaki Kosuke

時刻は今夜の八時すぎ。いつからこの記事を書き始めたのかバレてしまいますね。

photo by Komaki Kosuke

カフェらしく、珈琲を淹れましょう。夜なのでカフェインレスのお豆です。コーヒーマシンはもう何年もまえに買ったもので、もはや相棒のような存在です。彼あるいは彼女なしでは書ききれなかった小説が何作品もある気がします。

photo by Komaki Kosuke

珈琲を飲みながら、小説を書きましょう。いつも夜はかなり部屋を暗くします。おうちカフェの演出というだけではなく、就寝まえの数時間は部屋を暗くしたほうがよく眠れるためです。パソコンの画面もナイトモードにしています。

おうちカフェ、最高です。

人目も気にならず、飲み物さえ用意すれば何時間いても無料です。ちょっとしたお菓子があると、さらに盛り上がるかもしれません(ひとりで)。

世間的には今日で三連休が終わりですね(私は今日から働いていましたが……)。おうちカフェは明日からの忙しい平日の夜でも作業が捗るのでオススメです。

みなさまも、ぜひおうち夜カフェを開店し、豊かな時間をお過ごしください!

では、また。




photo by Komaki Kosuke

いただいたサポートで牛乳を買って金曜夜に一杯やります。