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背割堤お花見

京都の八幡市に、京都盆地から流れ出た桂川、琵琶湖からの宇治川、伊賀からの木津川の三川が合流する風光明媚な場所があります。三つの川はここで合流して淀川になり、大阪湾へと流れていきます。
背割堤せわりていは、木津川と宇治川を分ける堤防で、西日本有数の桜スポットとしても知られています。

現在、この背割堤で「さくらまつり」が開催中。高校の同級生たちと連れだって花見に行ってきました。
集合は、11時に京阪の石清水八幡宮駅前。私の家からは交通機関の乗り継ぎが不便なので、車で行くことにしました。朝9時半に出発。ガソリンスタンドで給油して、ナビでは10時40分ごろに到着するはずでしたが・・・。

背割堤の入口には、高さ25mの展望塔があります。これが目印。ほぼ予定通りに現地に到着したものの、なんと背割堤の駐車場が閉鎖されています。観光バスとバイクのみ可で、一般自動車は入れません。おまけに木津川を渡ったところにある市営駐車場も閉鎖です。石清水八幡宮駅からは、大勢の花見客が列をなして橋を渡ってきます。
ここからは駐車場を求めての放浪の旅。駅近くのタイムズなどはどこも満車で、結局背割堤から2kmほど離れたところにやっと駐めることができました。次からは絶対電車で行く!

急ぎ足で歩き、やっと木津川御幸橋までやって来ました。向こうに背割堤が見えます。


入口近くにある大きな桜の木がほぼ満開です。


「背割堤さくらまつり運営協力金」100円を払って入場。七分咲きの桜のトンネルを楽しみながら、LINEのメッセージをたよりに友達の居場所を探します。
発見! みんな、もう食べ始めてる! しかし合流できて一安心です。
食事の後、みんなで花見舟に乗ることになりました。
こんな屋形船に乗るのかと思っていたのですが・・・。


乗ったのは、10人乗りの手漕ぎカヌー型のボートでした。みんなライフジャケットを着用します。若いお姉さんが漕いでくれます。これはこれで、川の水がすぐ近くにあり、よかったかも。



ボートは三川のうち、真ん中の宇治川をのんびりと下ります。左側が背割堤ですが、桜はほとんど見えません。前方遠くにある山は天王山だそうです。

約20分の短いクルーズは、背割堤の先端近くで終わりました。堤に上がると、なぜかこの辺りの桜は満開です。桜の下で記念写真。






いっしょに桜並木を歩き、屋台のかき氷を食べて、友と歓談する時間は、あっという間に過ぎていきます。

午後3時半解散。石清水八幡宮駅までいっしょに歩き、ここから短い一人旅です。
今月はもう1回、みんなで西宮界隈を散策する予定です。

友集ひ背割づつみに春笑ふ


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