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大阪市の神社と狛犬 ➎福島区③福島天満宮~上の天神さんの狛犬~
大阪市福島区の地図と神社
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大阪市には、現在24の行政区があります。淀川のすぐ南側には5つの区がありますが、福島区は此花区と北区に挟まれる位置にあり、大阪都心6区の一つになっています。かつてはこの辺りも難波八十島と呼ばれる地域でした。
福島区には、狛犬のある寺社が6つあります。(地図参照)
福島天満宮は、JR環状線の福島駅や東西線の新福島駅からすぐ近くに鎮座し、福島三天神の一つで「上の天神」と呼ばれていました。「中の天神」は第2次大戦の空襲で焼失したために当社に合祀されました。「下の天神」は天神社です。
福島天満宮
■所在地 〒553-0003 大阪市福島区福島2-8-1
■主祭神 菅原道真公
相殿神として大国主命・事代主命・少彦名命
■由緒 福島天満宮の社伝によれば、平安時代に菅原道真が九州大宰府に配流になった際、当地の里人徳次郎が旅情を慰めたことを喜んで、「餓飢島」と呼ばれていたこの辺りの名称を「福島」に変えたという。後年、道真公が大宰府で亡くなったことを聞いた里人らが、延喜7年(907)に小祠を建てて祀ったのが起源とされている。
狛犬1
■奉献年 大正十年六月(1921)
■石工 不明
■材質 花崗岩
■設置 拝殿前
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大正10年(1921)奉献の花崗岩製狛犬。石工銘はない。台座に奉納者の名前は大勢記されている。嘉永3年の旧社殿は、明治42年の「天満焼け」と呼ばれる大火で焼け落ち、大正10年に再建されている。この狛犬はその時に奉納されたものであろう。
吉高稲荷神社
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本殿に向かって右手奥に、「宇賀御魂大神」をお祀りする吉高稲荷神社がある。農作物を始め産業一般を守護する、事業繁栄の神様として信仰をあつめている。
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