ふらりドライブ 千葉の里山 松虫寺と松虫姫伝説
千葉県北部、ちーばくんの鼻筋にある印西市の松虫寺。創建は天平15年、聖武天皇の命を受け行基によって築かれたという由緒あるお寺。その昔、聖武天皇の息女が重い病にかかってしまい、夢のお告げで下総の国で療養したところ見事回復。都へ帰っても姫は下総のことを忘れず、骨を半分埋めることを希望してそのために松虫寺が建てられたそうな。
姫を祀る場所にふさわしく可憐な彼岸花が侍女のように出迎えてくれる。お社の意匠も優美である。
松虫寺周辺は里山が広がっており史跡や城址、竹林に田園と長閑な散歩を楽しめる。
忘れていけないのはティータイム。神社の隣には音楽好きなオーナーの営むカフェがある。
カフェの庭には大きな栗の木があって、コーヒーとほっこり蒸した栗でひと息。秋の実りを堪能。
オーナーの話によると松虫寺と言っても、開発のため松虫はほとんどいないそうな。狛犬は・・・すっかり忘れまた今度。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?