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今回の行田めぐりは、ICカード対応になった秩父鉄道を利用した。いつも食べ物について語り合う同僚が行田で気になるかき氷店を見つけたと話していて、あの翠玉堂を思い出したのだ。ある時、遅い初詣を終えて行くところがなくなり、あてもなく歩いていたら営業していた。味のある木造店舗のガラス戸に手書きの張り紙がしてあり、何かを始めたとかそういったことだったと思うがよく覚えていない。あとからお店のtwitterを見て季節のメニューのお知らせと分かった。冬だったが、かき氷のお知らせだったかもしれ
夏はやおとろえ、鈴虫が鳴き初める。蝉のむくろが所構わず転がるようになった。我が物顔で夏を謳歌した彼らだが、幼虫の半数は羽化できぬまま尽きるという。蝉時雨も聞き納め。大役を果たした蝉たちをねぎらう碑が東北にある。立石寺(りっしゃくじ)の「せみ塚」だ。 立石寺は東北の四寺廻廊の一つ。天台宗の霊山で創建は860年。芭蕉の 「閑さや 岩にしみ入る蝉の声」 で知られる。「Lonely planet Japan」で「end of the world」と説明された「みちのく」も東京駅