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海士町について、大学でお話させてもらうことに

こんにちは、はじめまして。
海士町で色々やろうとしているチーム、komaiの ゆきの です。

色々縁ありまして、大学のゼミで海士町についてお話させてもらう機会を頂けることになりました。大学3年生、4年生、大学院生を対象にそれぞれのゼミで、オンラインでお話をしてきます。


そもそもなにを話すのか、来て1カ月も経っていない自分に伝えられることはあるのか。

わさび(前回のnoteを書いたひと)から「話してみない?」と言ってもらい引き受けたはいいものの、いざ話を組み立てようとするとなにもわからなかったんです。

わたしの学科にはゼミがないのもあって、ゼミがどういう場なのかもよくわかってないからこそ引き受けられたのかなとか思ったり。

でも、いつでも相談できる相手がいるのは心強かったです。
人前で話した経験もない自分を、なぜか信頼してくれてるわさびが不思議でした。一方的に教えてもらうというより、自分のことも尊重してもらえている感覚がとても心地よかったです。
感謝。


学生さんに向けた発表の前に、まずは先生との打ち合わせ。
海士町で過ごす私たちの話が、心理学を学ぶ学生にとって、学びになるのか不安がありました。

「どんなことを伝えるべきなんだろう」「そもそも心理学を学んでる人からみて、海士町の話は面白いのか?」色々なことを考えていました。

色々と考えるなかで「じっくり考えてもあまり意味ないなぁ。まずは話してみるか」そう思い、まずは大学の先生に海士町のお話をさせていただくことにしました。

「海士町のことを知ってもらいたい」
そんなことを考えながら、先生との打ち合わせ準備を始めました。

「素直に喋ってほしい。それだけ」と言われ、
先生との打ち合わせで、わたしが伝えたいと思ったのは、あたらしい環境に飛び込むことって大切!ということです。

どシンプル

島体験10月生のみんなってすごい個性的で、バックグラウンドもさまざまで。本当に面白いひとたちに出会えました。

同じテーマでレゴを作ってもこんなに違う


自分がどういう人間なのか知りたくて島に来たんだけど、いろいろな「違う」を感じるたびに自分が明確になっていく感覚があります。「違う」ことが楽しいし、自分のことも大切にできるようになりました。

あと、あたらしい環境では、自由でいられます。
今まで気にしていたまわりの目もないし、島体験では3ヶ月しかいられないし。
そんな環境で「とりあえずやってみる」を積み重ねていけば、自分が大切にしたいものがだんだんわかってくる気がしました。

そんな感覚を、できるだけまっすぐ伝えるようにしました。
ただありのままに伝えただけなのですが、先生のフィードバックをもらって、海士町のこととか、自分のことをより深く理解することができました。新しい意味付けがされたというか、感覚から一歩深いところに踏み込んでくれた感じです。

たとえば、さっきの「違う」が楽しいという話。
たしかに他人と比較して、自分が良いのか悪いのかという視点だけだと苦しくなる。
ほかのひとのいいところを、「いい」と受け取れなくなってしまう。だから、違いを楽しめたら学びも多いよね、とか。

自分の感覚をより一般化してもらえて、すごくいい機会だったなと思っております。

ゼミ当日の流れについてはまだ決まってないけれど、どういう話が学びに繋がるのか、模索しながら楽しみたいですね、、!




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