最近の記事

夏が終わりに近づくと服装に迷う。ある待合室で、半袖の人と上着を着た人が同じ空間にいることに違和感を感じた。そういえば学生時代、初冬のキャンパスを「短パン」で過ごす九州出身の友人がいたことを思い出した。結局人間は、寒暖に関して意外にも許容範囲が広い生き物なのだと認識を新たにした。

    • SUP初体験

       何か“新しいこと”をやってみたくて、SUP(スタンドアップパドルボード)体験半日コースに申し込んだ。当日は平日の午前だったせいか参加者は自分一人で、マンツーマン状態だった。  ボードは思ったより大きく、浅い所で転けると怪我をする危険が高いので、深い所以外では立たないようにと注意を受けて湖の沖へ向かって出発。  立ってバランスを取るのは意外と難しくて、2回ほど落水した。いきなり足の着かない水中でボードに戻るのには焦ったが、一度経験すれば「なんとかなる」と思えて、それ以降は楽

      • スポーツの世界

         今はパリ・オリンピック期間中で毎日のように日本人アスリートの活躍が報道されている。日本は幅広い競技でメダルを獲得していることも評価されているようだ。  スポーツ競技は一定のルールに基づいて勝敗が決まる世界。人生(実社会)における勝敗は明確には決まらない(勝つか負けるかだけではない)ので、白黒をつけるスポーツを好むのが人間の本性なのかもしれない。そして、「勝つ」ことを目指して努力することで、己の能力を高めていくアスリートの姿は賞賛されるものだ。  もう一つスポーツに憧れる

        • 65歳の専門学校生になった

           以前投稿した公共職業訓練で申し込んでいた専門学校に入校が認められた。「福祉士」という国家試験の受験資格が得るための専門学校なので2年間の在校となる。  これによって、年金と同時に失業手当(基本手当)も2年間受給されるという、非常に恵まれた立場になった。  介護業界は未経験だし、クラスメイト(?)はほとんど高校卒業したばかりの若者!でも民間の営業社員を長年やってきたせいか妙に不安が無い。むしろ自分が若返るのではと期待してしまう。  入学式から3ヶ月が経って、「親父ギャグ

        夏が終わりに近づくと服装に迷う。ある待合室で、半袖の人と上着を着た人が同じ空間にいることに違和感を感じた。そういえば学生時代、初冬のキャンパスを「短パン」で過ごす九州出身の友人がいたことを思い出した。結局人間は、寒暖に関して意外にも許容範囲が広い生き物なのだと認識を新たにした。

          差別を無くす

           最近感動した学び➖➖➖「自分に差別意識があることを自覚しない限り、差別は無くならない」  誰でも「差別は良くない」と思っているだろう。でも無くならないのはなぜか?→無意識のうちに差別してしまうから。(ここでは、自分は差別したという自覚がなかったとしても、差別と言われても仕方がなかったと気付いた場合を含む)  そして、差別意識(=相手を自分より下に見る、見下すこと)は、誰しも心の奥に持っている潜在的意識であるから、その事を前提として考えるべきという。  つまり、差別を無くすと

          差別を無くす

          「素直になる」ことの難しさ

           他人に何かを指摘されたとき、快く受け入れられるだろうか?何を言われたかより誰に言われたかによって受け止め方が変わっていないだろうか?  その指摘を素直に受け入れて、自分を改めることができれば良いが、せっかくの機会を”自分のプライド“のせいで聴く耳を持たなくなってしまってはもったいないし、そうゆうところで人間としての成長ができるかどうかが決まるのかもしれない。  先入観を持って相手を見てしまう(この人のアドバイスなら無条件に受け入れようとする)のは、自分の側の問題だ。誰も

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          「デートDV」は歪んだ愛が原因

           先日「デートDV」の講義を聴いた。そんな言葉があるのか?と思いながら聴くと、恋人同士の間のDVだという。DVを感じた時点で別れれば良いだけの話かと思ったし、別れる決断ができないのは被害者側にも問題があると思ったが、DV被害によって別れにくく(言い出せなく)なる(精神的に追い込まれる)とのことで、この問題の奥の深さを感じた。    VTRで紹介されたデートDVの事例は、たしかに犯罪レベルのものだったが、その本質は「歪んだ愛」ではないかと気がついた。    「本当(本来)の愛」

          「デートDV」は歪んだ愛が原因

          歌は世につれ世は歌につれ

           この『昭和の歌番組の司会者の名セリフ』にもあるように、昔の歌を聞くとその頃の自分に一瞬戻れるような感覚を覚える。歌の持つ力のようなものを感じる。  今の高齢者にとっての青春時代の昭和40年代=戦後期には、既に多様なジャンルの音楽が歌われていた。演歌や歌謡曲ばかりではなく、洋楽・フォークソング・ポップス調の曲・グループサウンズなどなど。  ところが、今の高齢者が好む歌は、その頃の流行歌よりも長く歌い継がれている演歌・歌謡曲が多いようである(個人の好みの領域なので客観的デー

          歌は世につれ世は歌につれ

          少子化問題は個人の自由?

           「少子化」が問題であるという共通認識はあるが、効果的な対策は見出せないままなのが日本の現状。  違和感があるのは、「少子化対策」=「子育て支援」になっていることだ。もちろん「子育て」への不安が少子化の1つの要因になっていることは否定できない。しかし、それ以上に「非婚化」が根本原因だと(うすうす?)気がついているはず。  なのに、その事が叫ばれていないのには理由があるのではないか。今の時代においては『人権』の名の下に『個人の自由』が(異常に)重要視されているため「(男女の

          少子化問題は個人の自由?

          65歳、全財産マイナス⁉︎

          (悲惨な話ではありません!)  むしろ自分は恵まれていると思っています。まず60歳まで正社員で働いて、65歳誕生日の直前まで再雇用(契約社員) で同じ職場に残った。給与は55%になったが、加えて「継続雇用給付金」の支給を受けたにので、実質は65%くらい。さらに63歳から「特別支給の厚生老齢年金」も支給された。そのうち子供が独立したら可処分所得は増えた。  退職後は田舎の実家に帰って、失業手当(基本手当)をもらいながらボチボチ仕事を探せば良いかと考えていた。  そして3ヶ

          65歳、全財産マイナス⁉︎

          人手不足は奴隷不足⁉︎

           65歳で求職中。世の中は、いろんな業界・業種で「人手不足」と叫ばれている、その割にはまともな(?)求人が少ないことに疑問を感じた。  (私の)結論は「人手不足」=奴隷不足!どんなに労働条件が悪くても、それに見合う賃金が得られれば人は集まる!  仕事内容や職場に対する不満の声は、ほとんどが対価とのアンバランスによる。逆に言えば、賃金さえ高ければどんなに劣悪な職場でも我慢できるというのが求職者の本音ではないだろうか。  雇う側の立場も分かる。コストを販売価格に転嫁し難い「

          人手不足は奴隷不足⁉︎

          NHK解約電話に怒ってしまった

           実家に引越したので、NHKを解約しようとした。ネットで調べたら電話での受け付けのみ、「えっ今どき⁉︎」とは思ったが、電話してみるとーーー何回電話しても繋がらない!ーーー「只今大変混み合って、、、」の繰り返し。電話するの諦めた。  その後も当然のように請求書(振込用紙)が転送されてくるので、しょうがないので電話する事にした。  10数回目でやっと繋がった(この時点でイラっとしてた) 手続きはこの電話で完了するのは良かったが、引越しによる世帯合流という正当な理由にかかわらず、

          NHK解約電話に怒ってしまった

          求職者支援訓練と公共職業訓練

           就活の中で、やはり資格が必要と考えて介護職の職業訓練に応募した。本来は基本手当(失業保険)を受給している自分の場合は「公共職業訓練」が対象となるが、緩やかに運用されているとのことで、両方に申請可能だった。   「求職者支援訓練」の方はハローワークで作成した申込申請書を自分で開講している所に提出したが、「公共職業訓練」の場合はキャリアコンサルティングという面接を受け、その評価コメントをハローワークに提出して受講が認められたら受講申込手続きをしてくれるという違いがあった。

          求職者支援訓練と公共職業訓練

          「今どきの若者は、、、」

           いつの時代にも世代間のギャップは避けられない。今の若者達もいずれは古株(?)と呼ばれるだろう。会社員生活を終えた今思うのは、時代の変化を受け入れてこれたのだろうか?という疑問。  年輩者(上司)が“ついて行けない”のはやむを得なくても、“否定せず受け入れる”姿勢を持てるかが問題。変化を感じても受け入れたくないのは、“自分を否定したくない”という本能的なものがあると思う。その自分の思いに囚われることなく、素直に変化を受け入れるのは簡単ではないが、それができれば「今どきの若者

          「今どきの若者は、、、」

          「介護のおしごと相談会」に参加してみた

           介護業界の現状のような話を聞けると思ったら、介護関連会社の合同説明会だった⁉︎(まぁしょうがないか) ショックだったのは、有資格でも時給が低い事だった。きつくて人手不足の業界の割には、これが現状か、、、。  現在求職中の65歳にとって理想の仕事を見つけるのは簡単ではない。まず年齢がネックになる(求人情報に年齢不問とあるのは、そう謳わなければならなから) 職種に関しても、経験あるものを選べば楽な面もあるが、全然違う事を経験したいという思いも強い。『シニアに人気の職業』とは、

          「介護のおしごと相談会」に参加してみた

          映画「あの花が咲く丘で、君と

           現代に生きる女子高生が戦時中にタイムスリップするという設定で、その娘に語らせる「(特攻は)間違っている」というセリフは、我々“現代人の目線”でしかないのだと感じた。敗戦後の日本が経済成長を遂げたのは、まさに奇跡であり、戦時中には想像する事もできなかったであろう。だから、特攻隊員を含む兵士は日本の主権を守り他国に隷属することを拒否するために(=日本の未来を守るため、子孫を守るために)自らの命を捧げることができたのだと思う。それは”強制された”のでも“無駄死に“でもない。  愛

          映画「あの花が咲く丘で、君と