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「えきまえ広場であそぼう」~構想・企画段階編~

こまえのデザイン. (狛江市未来戦略室)の田代です。
長い夏がようやく終わりを告げ、すっかり秋の気候に様変わりしましたね。運動の秋、食欲の秋、芸術の秋などと言われるように秋は何をするにも良い季節ですよね。
さて、今回のnoteでは、そんな秋の始まりの10月10日(火)~14日(土)に企画された「えきまえ広場であそぼう」についてを紹介します。


えきまえ広場のロケーション

えきまえ広場は狛江駅北口1分の好立地にあり、公園・児童遊園でないため遊具はないですが、道路用地でないため真ん中にひろびろと人工芝を敷いているのが特徴です。公共の広場ですが、市に申請すれば有料で貸し切りもできるため、土日は音楽フェスや地元団体によるイベントなどでたびたび利用され、イベント開催時には賑わいを生み出しています。
平日は主に未就学児を連れた親子やお散歩中の保育園児たちが安心して遊ぶことができる広場として親しまれています。このように平日は憩いの場、休日は賑わいの場という具合に使い分けがなされています。

今回のイベント企画の経緯

さまざまな利用ができ、ちょうどよい広さの公共空間が駅前に整備されているというのは狛江駅前の魅力でもあります。
また、今年秋から始まる狛江駅周辺道路のリニューアル工事を経て、来年春に歩行者利便増進道路制度(通称ほこみち)の導入することで、公共空間の可能性をさらに広げていく予定です。
えきまえ広場は"ほこみち"の対象区域ではないですが、そこから目と鼻の先に位置したえきまえ広場で開催することで、狛江駅周辺の平日のランチタイムの集客力と出店者の収益性を測ることを主な目的として、「えきまえ広場であそぼう」は企画されました。
"ほこみち"についてはこちらのnote記事をご覧ください。

ほこみち制度のメリット

来年春、狛江駅周辺での"ほこみち制度"の運用開始後は、一日単位での出店も可能にするような運用も検討しています。
"ほこみち制度"をうまく活用することにより、道路上での出店や食事施設の運用がしやすくなります。例えば、市内に点在する美味しい飲食店やお店が駅周辺で日替わりで出店できたら、お店を知らなかった人や普段はなかなか買いに行けない人がそのお店を知るきっかけになり、お店の魅力に気づいた人がお店のファンになり、今度は実際にお店に足を運んでくれるかもしれません。

親子の幸せな時間と空間を創出する

えきまえ広場は"ほこみち"の対象エリアとは少し離れており、今回のイベントを企画するにあたり、出店者の収益をしっかり確保するためには、集客コンテンツを用意する必要があると考えました。
平日のえきまえ広場の利用シーンとしては、未就学が親子で遊ぶシーンが中心です。この親子たちがえきまえ広場にまた来たくなる仕掛けと動機付けは何かと考えたとき、パンマルシェと親子の遊び場を提供し、『親子の幸せな時間と空間を創出すること』をコンセプトとしました。
そして、今回の趣旨とコンセプトについて市内のパン屋さんや子ども団体に直接お話をして、多くのお店・団体に日替わりで参加協力をいただけることになりました。
構想から実施まで約1ヶ月半の突貫工事でなんとか開催日にこぎ着けた「えきまえ広場であそぼう」はこのような形で準備が進められました。

そして、いよいよ10月10日(火)から始まった「えきまえ広場であそぼう」の様子については、次回のnoteで紹介します。 

おまけ

イベント告知動画はこちら。KOMAE Desiner's Lab.の森木真理さんに作成いただきました。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。よろしければ、「スキ」や「コメント」をいただけると嬉しいです!

※このnoteは、狛江市未来戦略室の職員4人が交代で執筆しています。それぞれの文章のスタイルもあわせてお楽しみください。

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