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R5こまえのデザイン. プロジェクト№05 KOMAE Designer's Lab. (コマエ・デザイナーズ・ラボ)

こんにちは、 こまえのデザイン. (狛江市未来戦略室)の銀林です。

今年度、こまえのデザイン. が手掛ける5つのプロジェクトを順にご紹介するこの企画。
最終回の今回は、最近になって他の自治体や団体から問い合わせをもらうことが増えてきた狛江市未来戦略室のオリジナル企画、KOMAE Designer's Lab.(コマエ・デザイナーズ・ラボ) を紹介します。

プロジェクト概要

KOMAE Designer's Lab.は、「デザインの力で、市の事業にインパクトと付加価値を。」をコンセプトに令和3年11月に立ち上げた、狛江市に縁のあるデザイナーやクリエイターさんたちのネットワークです。
未来戦略室がコーディネーターとなって、狛江市の各部署が実施する事業やプロジェクトにデザイナーさんを繋げるとともに、職員研修の講師として狛江市職員のデザインスキルの習得についてもご協力いただいています。

令和4年度は、庁内の14件の事案でデザイナーさんと協業しました。

今年度の取り組み

継続① | 庁内案件のコーディネート

庁内の各部署から持ち込まれる案件について、届けたいメッセージのターゲットや内容、届け方(ツール)など、担当課とともに考えながら、各案件の内容と必要性に応じて、デザイナーさんと協業します。
令和4年度は、14件の協業案件に取り組みました。

継続② | 職員向けデザイン研修

昨年度は、市職員向けに
・デザイン研修 (グラフィックデザイン)
・コピーライティングミニ講座×2回
(・デザイン思考研修  ※職員課で実施 )
の3つの研修を実施しました。

グラフィックデザイン研修
(一般社団法人デザインシップ)
コピーライティングミニ講座
(コピーライター 中田国広さん)

今年度は、これらの研修を継続して行いつつ、職員のデザインスキルをさらに1段階引き上げられるよう、このグラフィックデザインとコピーライティングの研修を、有機的に連携(連動?融合?)させて実施したいな…と考えています。(具体的なやり方は今のところまだ見えていませんが💦)

新規! | KOMAE Designer's Lab.『トライアルチーム』

KOMAE Designer's Lab. は、令和3年11月の立ち上げからこれまで、市から発注する案件での協業に限られていましたが、今年度からこの“次のステップ”として、KOMAE Designer's Lab.のデザイナーさんがメインとなるまちづくり活動を、未来戦略室が支援する"後方支援"の取組みも行っていきます。

そして、この後方支援の取組みの第1弾として、事務局から6名のデザイナーさんに声掛けして、"KOMAE Designer's Lab. トライアルチーム"を立ち上げ、独自の活動を始めました。
※このトライアルチームは昨年11月から活動を始めていますので、その活動内容も追ってご紹介できればと思っています。

担当者がそっと教える、ここがプロジェクトのポイントです!

このプロジェクトの目的は、デザイナーが有するデザインスキルやクリエイティブな視点を市の事業に導入することで、市の付加価値を高めるとともに、地域性豊かなまちづくりを推進することにあります。
このスキームにおいて重要な点は、ただ単にデザインを外注するのではなく、市職員とデザイナーが直接対話をすることにあります。市職員は一般的にデザイナーと対話する機会はほとんどありません。ですので対話を通じて、ユーザー視点のアプローチや観察・洞察・分析による解決策の検討など、イノベーションを起こすためのデザイン思考のプロセスを体感してもらうことが大切であると考えます。
つまり、このプロジェクトには市職員の人財育成もひとつの大事なテーマと位置づけて、市職員が施策に対して主体性を持ち、自分ごととしてとらえてもらいたいという願いが込められています。

お知らせ :KOMAE Desingner's Lab. のデザイナーさんは、随時募集しています。

狛江市では、KOMAE Desingner's Lab. の取組みご協力いただける "狛江市に縁のあるデザイナーさん"を随時募集しています。 
この取組みに興味を持たれたデザイナーの皆様のご応募をお待ちしています。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。よろしければ、「スキ」や「コメント」をいただけると嬉しいです!

※このnoteは、狛江市未来戦略室の職員4人が交代で執筆しています。それぞれの文章のスタイルもあわせてお楽しみください。

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