パワハラセクハラを社長に直談判してみた⑥~社長に直談判~

社長に証拠画像諸々メールで送った翌日の終業後。

某ファミレスに社長、私、そして管理部長の3人で座りました。
前日のメールの後すぐに返信を下さった社長ですが、一度直接話をしたいと言い2人だけだとなんだから管理部長も同席して良いか?と聞かれたので承諾したのです。

着席するなりまず口を開いたのは社長でメール同様
『この度は不快な思いをさせて本当に申し訳ない』
とのことでした。

その後2時間にわたり話をしましたがまとめると

◼️課長の処分はさておき、あなたには会社をやめてほしくない
◼️この話は内密にするからね
◼️逆恨みされてもいけないからあまり直接的な処分はできない
◼️次の人事の時にでも(課長を)部署異動させることも考えてる
◼️部長がどん底に突き落とせって言ったのも本当かどうかわからない(課長の嘘かもよ)
◼️頑張ればあと一年ちょっとで社員登用試験受けれるよ
◼️つまらない上司のためにあなたがキャリアを中断する必要ない

みたいなことでした。
課長の処分うんぬんはさておかれ(置くな、むしろ最優先で動いてくれ)、とにもかくにも私の退職という決断を考え直してほしいという説得の2時間でした。
会社は退職するのを止めることはできない、と言いつつ、私が辞めるので後任の方を一刻も早く募集してほしいと伝えると『はいはい、と手続きはできない』と言われ、『後任の方を募集しちゃうとあなたは絶対やめなきゃいけなくなるよ』など意味のわからんことを言い出す始末。
やめるって言ってるじゃん。

あなたのおかげで職場の雰囲気もすごく良くなってるし仕事ぶりも素晴らしいと聞いている、今やめるのはもったいない、頑張ってほしい。
考え直してほしい。

『社長、お言葉ですが、そのように社長達から仰って頂けるのは大変ありがたいですがそれで退職を迷うくらいならわざわざここまでして社長にメールをしたりしませんでした。
考えて下さい。もし、社長の娘さんや奥様が私と同じ状況だった時、同じようにそれでも頑張れと言えますか?』

『………』

結局話は平行線。その間もちょいちょい
『今ね、あなたが持ってる資料とか出すとこ出したら課長なんて一発(クビ)もありえるよね』
『再婚したばっかりで、奥さんにバレたらどうするんだろうね』
と笑いながら話をしていて、あぁ、社長達も同じだな。なんとも思ってないんだな……と心底がっかりでした。

最後まで私は『退職の意志は変わりません』と言い続け、社長たちは『ここですぐに分かりました、とは言えないのでもう一度話をしましょう』と言われました。
もう一度話したって変わらないんだけど…と思いつつ苦笑いを返しました。

ちなみに社長達は
『今日はね、こういう話し合いができてあなたの気持ちをきちんと聞けたってのが我々の成果かなって思ってるよ。
話して少しはすっきりできたかな』

とか言い始めちゃってとことんずれてるなと呆れもしました。
いや、カウンセリング受けにきたんじゃないんで…と思いつついい加減に疲れたのでその日は解散することに。

最初メールを送った時の初期対応の早さに希望を抱いた私がばかだった。
結局は保身の塊。
大っぴらな処分もせずに、私が大人しく『それなら、あと一年頑張ります♥️』なんて会社にとって都合の良すぎる結果を本当にもたらせると思っていたのであればとんだめでたいピーポーですよ。

このままじゃいかん、と私は次の手に出ました。

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